雪が付いた板 690b付近
山頂着
好斜面ながら雪は重い
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【日程】 |
12月31日 天候:曇り |
【山域】 |
半田山 (863b) |
【ルート】 |
北半田の林道280b付近より山頂を往複 |
【装備】 |
板:BDドリフト166 金具:TLTスピード |
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シール:G3 アルピニストクライミングスキン |
【データ】 |
下降高度約610b 移動距離約6.4` |
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行動時間3時間10分 |
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(参考値)米沢スキー場積雪:170a |
今回も北登山口側からアプローチ。最終民家を過ぎると道は白くなってきたが、気温は5度と高目で雪質は湿っぽい。積雪的にはもっと奥まで行けそうなだが雪質も有り、途中で前進を諦めて後退。空きスペースに車を停めて準備開始。
11時、歩き出す。この先には路面の露出箇所があるので、雪面が安定するまでは歩くことに。適当な所で板を付けてシール歩行開始。九月以来の山なので、低山であっても体力的には厳しいと思い緩いペースを心がける。背の高い杉林からは絶え間なく大粒の滴が落ちて来る。
暫く林道を辿り、登山口の標を見て林の中へ。昨晩の積雪を期待していたのに雪は浅く付近は少々藪っぽい、夏道を辿る様に進行。小コブ上に立つ東屋を左から巻いてみるが、どちらから行っても大差は無いようだ。道がつづら折れになる付近も一応は白くなってはいる。
つづら折れが終わると傾斜も落ち、いつのまにか積雪も増えていた。シールにダンゴが付いた気配、次第に板は重くなり歩くペースも落ちて来る傾向。シールに撥水効果は残っていたが、この条件では仕方がないか。それにしても板が重い。板を外して見ると全面に雪が付いていて板は真っ白で、お見事。雪は意外に柔らかく簡単に落ちるのでコンパスで丁寧に落とす。
湿り雪と低くなってきた気温もあり数歩歩くとまた雪ダンゴが付き、重い足取り。再度付いた雪を落として見るが効果は無いので板を担ぐことにする。雪面にストックを差した感じは深くても20a程度のラッセルと思ったが、歩き出すと膝を越す重いラッセルだった。空身で往復の手もあるのだが、時間は余裕なので頑張ってみる。
13時10分、半田山山頂。意外に雪の少ない山頂で滑降準備。雪が降り始めた。気温は0度。板が沈まないせいか緩斜面でも板の走りは悪くない。靴のバックルを緩くしていたせいか足が疲れるので増し締め。深雪の時とは条件が違う。傾斜が有ればそれなりに楽しい半田山の斜面。油断すると板を取られる。
つづら折れの下りは雪が少ないので道形を辿る。振り返ると結構地面が露わになっていて板には申し訳ない気分。林道に戻ると雨の降りが強くなってきた。雨降りのスキーは気分も滅入るもの。まあ、久々の山スキーで一応は満足です。14時10分、出発地点戻り。
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