沢コース登山口
尾根500b付近よりオボコンべと三森方向
桐ノ目山頂近へと続く道 樹林の先に大東岳
オボコンべより桐ノ目山方向
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【日程】 11月17日 天候:晴れ
【山域】 二口山塊 桐ノ目山
【ルート】 登山口→桐ノ目山→オボコンべ山→戻り
【行動時間】 2時間50分 累積標高差約610b
移動距離約6.2`
先月のオボコンべ山行で気になった事がある。登山コース以外の周辺の沢や尾根が楽しめそうな感じで、気楽に自分のラインを引けそうな雰囲気。今回は時間も限られているので、主に登山道を利用する案で歩いてみた。
オボコンべ山の登山口より歩き出す、12時50分。本砂金川を飛び石で渡り、沢コース少し歩いてから尾根の末端に取り付く。杉林の急な斜面を小さくジグを切りながら高度を上げて行く。杉林を抜けると明るい雑木林となるが、傾斜があるので四足歩行が安定する。
足元の斜面が意外に安定していて登りやすいのだが、油断はできない。広い尾根が明瞭になると傾斜は落ち、藪も薄く歩きやすい傾向。尾根上の506ピークで現在地を確認して一息。反対側に下る踏み跡がある。桐ノ目山方向へと歩き出すと、尾根にはしっかりとした踏み跡があり歩きやすい。
尾根は地図で見るより細い所もあり、急斜面に白いスラブが見える。開けた所からはオボコンべを見上げたり、地形の変化等があったりと、一般的な里山歩きとはまた違う楽しみ。広くなった尾根を歩いて行くと間もなく、桐ノ目山からの主尾根に出合う。尾根通しに登山道のような立派な踏み跡が存在、桐ノ目山から鞍部にある送電線鉄塔方向へと続いている。
鞍部へと下ってみたい気もするが、時間も限られているので桐ノ目山方向へと歩き出す事に。振り返ると木々の奥には形の良い大東岳が見える。山頂は近い雰囲気かなと思うが、意外と遠くて、勘違い。日陰には少しだが残雪が見られる。三角点を通過して間もなく、桐ノ目山の山名板のある山頂着、14時5分。
木々の葉は落ちていても展望の無い山頂。下りの道は枯葉が積もってはいるが迷う程では無い。なのだが、尾根が別れる所で念の為の確認等をしてロスタイム発生で、また勘違い。藪が薄いせいもあるが、パソコンでルートを作ったのがGPS端末に反映されていなかった。前に使っていたオレゴンとは操作法が違うかも。勘違いの多いこの頃です
鞍部で沢からのコースと出合い、尾根道を辿って行くと間もなくマンモス岩。マンモスを巻いたら山頂へは一登り。14時40分、オボコンべの山頂。前回と違い、秋らしい青空の下の展望は良好。カメラを忘れたので慣れないスマートフォンで撮影。
下りは沢コースか尾根コースか迷ったが、急な下りが登山らしい雰囲気の尾根コースを選択。固定ロープを有り難く利用して下降。後は黄葉も終盤となった道を順調に歩き下る。前回はススキに隠れて直進した分岐を右折。本砂金川を飛び石で渡り車道へ。淡い満足感に浸りつつ林道を歩き出発地点へと戻った、15時40分。
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