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 2013年 山歩きの記録                        yamayama.s.
 10月14日 日中飯森山 (1595b)          

飯豊連峰

種蒔付近 湿地帯

杁差岳までくっきり

飯森山より鉢伏山

飯森山より吾妻方向

【日程】 10月14日 天候:晴れ
【山域】 日中飯森山
【ルート】 登山口より往復
【行動時間】 6時間20分 累積標高差約1670b
        移動距離約16`

 飯森山登山口より歩き出す、7時30分。見晴台までは急坂の登りが続く。昔は見晴らし良好であったと思うが、今は背の高い樹林に遮られて展望の得られない見晴台。飯森山のピークへと続く尾根上には大小のピークが連なり、標高の割には登りがいのある道筋。

 登山道は良く整備されていて全般に歩きやすい印象。沢コースとなる大桧沢からの裏参道コースも道刈りされて固定ロープもあり気軽に沢歩きが楽しめる。登山口から山頂までは単純に1100b程の標高差だが、尾根のアップダウンを入れて大まかに計算すると上り下りで500b程加算される。 まあ、下山してから今日の山行は思いの他に頑張ったかなと… 後から気が付くのも山の楽しみかも知れないが。

 朝方は大分気温が低かったが、見晴らしの良い尾根に出ると強い日差しに夏山気分で、汗が止まらない。背の高いブナ林の中に入ると気温も下がり爽やか。鉢伏山が現れ、急坂を一登りすると山頂。ピークから南西に緩く落ちる尾根は春に山スキーで下ったルート。

 種蒔の湿地を巻いたり涸れ沢状を下ったりして鞍部を通過すると尾根の先に飯森山が大きい。手前のピークに乗れば飯森山の山頂は目前。稜線付近は色付きはじめていた。青空が広がり、飯豊や鳥海に蔵王と、遠くの山々の眺めを楽しめる。飯豊本山付近の白い残雪が一際目につく。写真を撮りつつ進み飯森山山頂へ、10時50分

 飯森神社まで行ってから少し戻り、適当な所で一休み。ここまで、山頂までは思っていたより時間がかかってしまった。体重も増えているし、あまり頑張らないペースと言ったところか。鉢伏山へと重い足取りで登り返して再度の山頂。山頂には登りでブナ林の中で会った三人が昼食中で、ここで折り返すとの事。確かに彼らのペース的には下山時間の余裕は少ないようだが、と余計な心配。

 景色を楽しみながら気持ち良く歩き下る、秋の尾根道歩き。赤沢分れが気になったので踏み跡に注意していたが、それらしき分岐は見付けられなかった。下るにつれて勾配は増して来て木々の背も高くなる単調な下り。新品の靴を履いて来たので下りでも滑る事は無いのだが、このメーカーの物は履き慣れるまでは当りが悪くて靴擦れを作りやすいのが問題。13時50分、出発地点戻り。


 着替えているとパトランプを点けた白黒パトが通過して行き、登山口の前でUターン。駐車の事で何かなと思いつつ忙しい風にしていると、降りて来た警部?さんが声を掛けてきた。どうやら鉢伏で会った三人組の登山者の一人が体調不良で動けず(脚攣り?)13時頃に救助要請があったようだ。すでにヘリ出動の要請済みとの事で、彼らも確認に来たのだろう。連休中はレスキュー要請も多かった等々‥ 暫く雑談。 それでもまあ、脚が攣った時の酷さは経験した者にしか判らないと思いますが。何ともまあ