安達太良山山頂
和尚山と前ヶ岳
沢コースへと下り始める
烏川より山頂方向
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【日程】 4月17日 天候:晴れ
【山域】 安達太良山 (1700b)
【ルート】 あだたらスキー場より山頂往復
【行動時間】 3時間30分 累積標高差約750b
移動距離約8.3`
11時10分、あだたらスキー場の駐車場より歩き出す。今日の福島は夏日の予報が出ていて気温は高いのだが、登山口付近は風があり夏装備の身には肌寒い程。薬師岳みはらし台経由で山頂を目指してみる事に。ゴンドラが休業中なので、残雪の残るゲレンデから尾根を目指してみる。
手頃な感じのフキノトウが散見されるが、採る人もあまり居ない雰囲気。ゲレンデ下部の雪は消え、いつもの泥道も乾いているので歩きやすい。傾斜が増して来ると雪が現れてペースダウン。暫く前から左ヒザが不調なので、あまり無理せずに軽く流す感じで歩いてみよう。
急なコースはさけて無難な連絡コースを行く。見慣れた景色が広がるが、稜線方向は流れる雲に隠れて見えない。ゲレンデの下りはともかく、登山道と比べて距離的には時間的にも大差は無い登り道。今時の登山道は藪や不明瞭な箇所もあるので気が進まない面もある。ゴンドラ降り場を通過すると尾根上の樹林の中の歩き。残雪に古いトレースがありルーファイは問題無い。
夏道沿いに歩くと雪の下を勢い良く流れる水の音が聞こえる。和尚山が現れ、スキーで行った時のルートを確認しつつ、緩んだ雪に足を取られながら進行。右手に見える沢の感じが良いので帰路は烏川へ下ってみようか。上部は部分的に雪が切れて泥道の箇所もある。風は強いが、稜線の雲は流れ去り青空が広がってきた。
雪が消えても歩きやすくは無い道を行くと、特徴のある山頂が次第に大きく見えてくる。13時15分、安達太良山山頂。風は強いが見晴らしの良い山頂を後に間もなく下り出す。沢の源流部は白い斜面が広がりスキー向きだが、斜度的に少し物足りない感はある。雪が緩んでいて靴がうまく滑らないので、サクサクとテンポよく下降。途中で拾った杖替わりの木の枝は体重をかけたらあっけなく折れてしまい残念。
傾斜が緩み、沢形が出てきた辺りに無数のツボ足トレースが残っていた。登りか下りかは不明だが、考える事は皆同じか。沢を抜け出して五葉松平方向へとトラバース。微かに残るツボ足跡も同じようなニュアンスで歩いた模様。夏道が近くなると雪は浅くなり藪気味な傾向。
間もなく夏道に合流。さらに下りゲレンデの手前で道から外れてしまい、少々の藪漕ぎでゲレンデに出た。特に無理しなければヒザのほうも問題は無い感じだが、今後は山に行く時間が取れるかが問題かも。登山口付近の樹木が倒れたり傾いているのが目立ったが、温暖化とともに気候が荒れてくると植物等もやはりストレスが大きいのかなと感じる次第。
14時40分、出発地点戻り。
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