雪ダンゴのホイール
半田沼出合いより山頂方向
半田山山頂
重いシュプール 中間部付近
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【日程】 1月27日 天候:晴れ
【山域】 福島県 半田山 (863b)
【ルート】 340b早田牧場付近山頂へ 周回
【装備】 板:BDドリフト166 金具:TLTスピード シール:アセンションSTS 靴:スカルパF1
【データ】 下降高度約580b 移動距離約6.8`
行動時間3時間10分
福島市内の積雪は23aとの事だが、意外と山の雪は浅く、思ったよりも簡単に半田山の早田牧場340bまで入る事ができた。ここまではスノーモービルに踏まれてはいるものの乗用車の轍は無かった。この程度の雪ならエクストレイルでも公園までは行けそうな気配はあるが、あまり奥まで入ってしまうと山スキーの楽しみも希薄になってしまう。
11時35分、シールで歩き出す。林道の分岐から半田沼へと至る作業道を辿る。雪面にはスノーシュー単独者の踏み跡があるが、いつの物かは不明。半田沼が近くなり道が切通し状になると雪も深くなる傾向。視界が開け、白くなった半田沼と半田山の姿が広がる。
シューのトレイルは右に折れて北登山口へ向かっていたので、左折して反対方向より山頂を目指してみる事に。トレイルを辿るのは楽なのだが、楽するために山に入っている訳では無く、楽しみも半減してしまう。日の当たる所は雪が重く、風があっても汗が出る。
シールにダンゴが付きそうな気配はある。半田山自然公園を通過した付近で夏道のコースから外れてしまい、少々のタイムロス。付近の地形は複雑なので地図で確認しても判然としない時もある。夏道を忠実に辿り林道に出ると道はモービルに踏まれていて圧雪状態。その先の登山口へとショートカットで上がると単独トレイルの主が下って来た。
やはり周回コースとの事。シューの下りの踏み跡は深く、雪も重いので登山者は結構な運動量と推察される。雪が軽く、ヒザ位のラッセルならツボの方が軽快感はあるとも思うが、判断も微妙。板が重く感じるのはダンゴのせいかも知れない。気温が高めな事もあり体も重く感じる、萬歳楽山も考えていたのだが気が進まない感じ。
13時30分、半田山山頂。いつもより雪の多い山頂からの眺めは良好ながら風が強めなので、少し下がった林の中でシールを収納。シールの後端には大きなダイフクの様なダンゴが出来ていた。シールは今シーズン糊を張り替えたのだが、やはり張り付きは強力で力がいる。気温は−2度。
滑り出しは緩斜面なので推進と歩きが続く。傾斜が出てくると板は走りターンを楽しめるのだが、時間帯と気温を考えれば重い雪質はしかた無しか。こちらのコースは小さな起伏が幾つかあるのでカニ歩きを交えて越さなければならない。積雪の割に小藪が目立つのでほぼ夏道沿いに下降。
北登山口から半田沼周回路に出て往路へ。後は走る板に身を任せ下るのみ。14時45分、出発地点戻り。
北登山口下の最終民家辺りからの山頂往復か、今日のルートの往復が滑るには良い選択に思えた。
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