霧降の滝下流の滑床
霧降の滝
登山者で賑わう安達太良山山頂
くろがね小屋上部 鉄山の崩壊斜面
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【日程】 10月2日 天候:曇り
【山域】 安達太良山
【ルート】 塩沢口→箕輪山→安達太良山→塩沢口
【行動時間】 4時間25分
【データ】 標高差約1320b 移動距離約16`
塩沢スキー場の駐車場より歩き出す、8時55分。 スキー場を通過して登山道に入ると緩い登り道が長い。いつもの泥道も今日は比較的乾いているので歩きやすい傾向。付近は紅葉にはまだ早いようだが、色つき始めた木々も散見される。
気温が低いせいか歩いていると調度よい適温に感じる道のり。途中の分岐から沢に降りて八幡滝へ。水量が多めの八幡滝を眺めて一息。橋は流されてしまったようだが飛び石を伝って簡単に対岸へと移動。霧降の滝へ至るコースは廃道ではあるが古い鎖がまだ下がっていた。
滝の先は気持ちの良い滑床が続き、ヌメリの無い快適なフリクションを味わえる。中の滝を巻道で抜けるとまた滑が続く。滑の先に霧降の滝が現れて暫し鑑賞。道はここから沢を離れて僧悟台方向へ。廃道と言う事もあり下草が覆う箇所もあるが問題は無い。
尾根上の分岐を折れて鞍部へと。鉄山や箕輪山の主稜線が望めるようになると斜面の紅葉も目立って来る。紅葉はこれからが見ごろだが、歳のせいか季節の流れが早く感じる。源流部の沢を渡り間もなくで鞍部の分岐に出合う。右に折れて箕輪山へと向かう。
GPSを見ると箕輪山までは100b程の登りだが、緩斜面で距離があるせいか遠く感じる。それにしてもこのコースを歩いたのはいつの事だったか。風の冷たい箕輪山山頂、11時5分。体が冷える前に下る事にして間もなく往路を戻り安達太良山へと進行。気温は5度。
下る途中で偶然岩の隙間に足が挟まりロックしてしまい、転倒しそうになった。コケたらあぶなかった。注意はしていても怪我はつきもので、特に下りのスピードには余裕を持ちたいと、自戒。稜線の道は沢筋と違い笹も低く歩きやすい。鉄山辺りから登山者が増えてくる。
稜線は風に煽られて体が冷えるので足早に進行。混雑気味の安達太良山頂着、11時55分。このエリアに限っては放射能の風評被害は少ない感じ。時間も気になるので休まずに峰の辻へと下りだす。少し高度を下げると風も弱まる。以前痛めた足首だが相変わらず深く曲げると痛みが出るのでペースは抑え目で。
くろがね小屋の鉄山側の斜面が大きく崩れていたが、台風か地震の影響かは不明。付近は過去にも何度か被害があったとは聞くが。金明水で給水してから塩沢方向へと分岐を折れる。沢に架けられたいくつかの橋は壊れていて足を濡らさないと渡れない状態だが問題は無い。すれ違う女性登山者(山ガール)が多いのは最近の傾向なのだろうか。
後は、やや落石で荒れた箇所はあるものの快適な下り道。13時30分、出発地点に戻り。
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