トップページ 山スキーの記録 山歩きの記録 ときどき日記 プロフィール
 2011年 山歩きの記録                        yamayama.s.
 5月18日 蔵王連峰 南屏風岳 (1810b)           

不忘の碑より硯石方向

不忘山山頂

南屏風岳より屏風岳方向

【日程】 5月18日 天候:晴れ
【山域】 蔵王連峰 南屏風岳
【ルート】 硯石登山口より山頂を往複
【行動時間】 3時間5分
【データ】 登高高度約1200b

 6時10分、旧キャンプ場の登山口より歩き出す。少し進むと葉の落ちた樹林越しに稜線を確認できる。朝から抜けるような青空が広がる絶好の登山日和。陽射しが強いのでサングラスを使用。山歩きは二週間ぶりなのでゆっくり目のペースを心がける。

 1100b付近から道が残雪に隠れる箇所もあるが、通過に問題は無い。木々の背が低くなると展望も広がる。気温は思ったより低く遠望も利き、仙台湾方向の海面が朝日を反射しているのが判る。西風が冷たいせいか思いの他に快適な歩き。日陰には霜柱が立つ。

 時おり立ち止まりつつ周囲の眺めを楽しむ。スキー場のある峠田岳の南尾根北斜面の急峻な山襞に陰影が付き、とても魅力的に見える。しかし、小さめのスケールと積雪を考えると滑るには当然無理がある。そんな調子で周りを見ていると時間が過ぎるのも早い。

 不坊の碑を通過すると山頂までは間もなく。権現沢源流域の積雪は雪の多かった昨年に近い様にも思える。不忘山山頂、7時30分。西風が強めなので写真だけ撮り南屏風へと進行。鞍部を越して稜線に上がるとまた冷たい西風が強い。風の南屏風岳、7時55分

 青空を背景に、吾妻安達太良連峰から朝日連峰に月山と白い山並みが広がる。少し藪を漕ぐと東側の雪堤上に出られる。沢筋を降りて見たいと思うが時間も限られている。水流が出ている所から登り返しても面白そうだ。まっ、また次回にでも。

 登山道方向へと下ると往路に合流。再度不忘山へと登り返して山頂を通過すれば、後は下る一方。木々の背が高くなり気温が上がって来ると下りでも汗ばむ程。登山口付近はこれから新緑の季節で、芽吹いたばかりの若葉がまぶしい様だ。出発地点戻り、9時15分