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 2011年 楽しい板達                       yamayama.s.
 スキー板の紹介のコーナーです

 ◆11年板在庫

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 サロモンXスクリーム K2ペイバック BDドリフト K2チーフ フォルクル.ゴタマ K2ダークサイド 
  TRABアエロ サロモン.ポケロケ BDリリック         〈TRABシンテシとミニスキーは除外〉
◆K2ダークサイド 174
3サイズ〈156−128−144〉
1/2 2100g 10年12月購入
 元はK2の試乗板で金具はテレ用のコブラがついていたが、山用と言う事でTLTスピードに替えてみた。シールはアセンションのテールクリップ式で、同社で最太の140oを使用。明確なロッカー(そり)が板の真ん中あたりから入っていて板の後半は普通な板と変わらない構造が面白い。人気のあるポンツーンより新雪でテールが沈まない高速系に感じたが、実際乗って見ると印象通りで走らせて何ぼの板でした。横のスタンスを意識しないと板がクロスする時もある。速度に乗ればどんな深雪でもミズスマシのように滑走できる。低速でのボーゲン滑りはコツが要ると言うか、やめたほうが無難。

 板が固く安定しているせいか深い吹溜りに突っ込んでも軽量金具は意外と安定した挙動。シールは抵抗があり重量ともに重いが、雪が深ければほとんどの傾斜を直登できる。余裕があれば抵抗の少ないスプリット型のシールと使い分けしたいと考えている。板の重さはサイズ的には軽いと思う。R=24は参考値  重量カタログ値
◆BDドリフト 166
3サイズ〈134−100−121〉
1/2 1560g 10年11月購入
 今まで活躍したリリックのシールも限界なので、代替として山スキーで主に使う事を前提に購入。軽さと太さが選択の重点項目で、滑りに関しては以前のリリックと似ている。滑ってみて、BDの製品らしく全体のバランスが良いがこれと言った光る部分の無い地味系な印象もある。もっと軽いレディースモデルもあったがフレックスの問題もありドリフトに落ち着いた。滑ってみて、軽く踏むと板のしなりが無い、しかし踏み込むと一気に板がしなるのは軽量桐材にカーボン補強を入れた功罪か。全体に柔らかいフレックスで乗り手を選ばない。浮きと走りも及第点でオールラウンドに使える。調子が良いのでスキー場滑走もほぼこの板で通した。

 歩きも軽快だが、シールがアセンションなので抵抗があり、シールでの滑走性は期待できない。ダークサイドと同じBD製でもこちらはカットの楽なプレカット品で依頼した。なぜかこちらの方が糊が幾分弱く次年度も使うとすると問題かも。金具はTLTスピードで靴はスカルパF1、F1用にプレートを入れた。 R=20  重量カタログ値
◆K2ペイバック 146
3サイズ〈129−92−115〉
1/2 1560g 09年12月購入
 ゲレも楽しく滑れる短い板が欲しかったが、基本山用なので軽さも考慮。K2らしく走りも浮きも良く乗って楽しいが、テレ用にも対応のせいかテールの腰砕け感が気になる。一年乗ったら全体にくたびれ感もあり今シーズンは新板のドリフトの出番が多い。ペイバックはサイズ的にも春山用ではある。K2のこのシリーズは全体に評価が高いのだが、重量と価格を較べるとBDの新シリーズに心引かれてしまう、かも。

 シールはグライドライトのモヘアピュアで金具はTLTスピード。モヘアのシールはソコソコの登坂力があるし、何より抵抗が軽く歩いても滑っても軽快そのもので好感が持てる。問題は糊の耐久性とコンパクトゆえのシール地の薄さか。シーズン後に糊を張り替えた。靴はF1に合わせたがプレートは入れていない  R=16 重量カタログ値
 ◆08年板在庫



いつもはあっちこっちに散らばっている板たち
全員酒豪!


型落ちで購入したTLT4PROツアーライトテック。サーモインナーを焼く時、詰め物無しで少しタイトに焼いてもらった。作戦としては、足の当る部分を確認してから写真のように穴を開けてみた。指先の冷えとかも無く、結果的にはタイト感を保持しつつ足の当る部分が減って有効だった。問題は耐久性か。ポイントが少しずれた所もあるが、まずは90点の出来。今の所は

インナーがきつめのF1にも同じ手をと考えたが、インナーの指先のラインに縫い目があって難しい感じがする。ほつれそうだし


 一応太い順番に並べてみた。サイズ別に大きく二種類に分けられるが、これは意図して揃えたわけでは無く、似た物同士で少し片寄ってしまった印象。セミファット系のミニ板が欲しい
フォルクル ゴタマL176 133−105−124
R21 P3.7`(ペアでの板重量) 07年12月購入
新雪での浮力と安定性は良い、寸胴ボディーは圧雪でもターンが容易。意外と軽い重量は山スキーでも逝けるかも
K2アパッチ チーフL167 131−98−116
R22 P4.1`プラス 04年購入
これ一本でどこでも滑れてしまう万能板。やはり得意は新雪の高速ターン、でもテールを沈める滑りは太板初心者向きの設計。見た目よりは軟派な板かも。耐久性はまずまず
サロモン .ポケットロケットL165 122−90−115
R15 P3.7`(約) 03年購入
だれでもそれなりに上手く滑れてしまう魔法の板。新板のネーミングが変わってからは人気も下降気味。R15ながらロングターンは圧巻(新板で)さらに高速になるとさすがにカービングは無理。現在はテレ板で使用
ブラックダイアモンド リリックL163 115−88−108
R20 P3.1` ハボックの女性モデル 06年購入
山用に軽量な女性版を選択。太さの割に新雪での浮きは平凡、割と固いバーンが得意。TLTの組み合わせだと板がしなり過ぎてしまう、じゃじゃ馬傾向。負荷的にきついのか、張りのあるハボックの方が良かったかも。でも満足
サロモン XスクリームL179 106−68−96
R15 04年購入
圧雪での軽い操作感が心地良い。深雪では昔の細い板と同じスタイルで滑る必要があり、太いのに慣れた身には疲れる。ゲレンデ専用。あまり乗ってはいないが既に腰砕け
TRAB シンテシL180 92−71−81
P2.08`カタログ値
以前はゲレも含めてメーンの山板だった、今はリリックとアエロのはざ間で出番も少ない。基本がレース用のせいか板の耐久性と張りはストロングで、一般ユーザーにはその軽さ以外にメリット薄い。自身のレベルだとL160で充分
TRAB アエロL180 87−63−76
P1.92キロカタログ値 初めて買った山板
ディアミールを二度交換、TLTで蘇えった不死鳥板。シンテシと同じで耐久性は抜群で、まだまだ現役で使う予定。最近は行かないが、未知の急斜面はこれが一番。買った頃は、スキーはこれ一本で新雪とかコブ滑りに重宝していた。スキー板の基本が詰まっている。