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 2011年 山スキーの記録                       yamayama.s.
 3月9日 福島県 半田山 

南側から見た山頂方向

ハート型と言われる半田沼

いつもの山頂


【日程】 3月9日 天候:晴れ
【山域】 福島県 半田山 (863b)
【ルート】 半田山自然公園から山頂往複
【装備】  板:K2 ペイバック146 金具:TLTスピード
       靴:TLT4PROツアーライトテック
       シール:グライドライト.モヘアピュア
【データ】 登り約430b 移動距離約4`
       行動時間1時間40分

 前日行った東吾妻山はハードな山行ではなかったはずだが、帰宅してからもなぜか疲労感が残ってしまった。今日は無理せず低山での山スキーとして近くの半田山へて出かけて見る事にした。

 前日の積雪を期待していたが、林道に雪は無く半田山自然公園まで来て道は部分的に白くなっていた。気温は3度もあり温かい。気乗りはしないがシールを付けて準備。10時10分、歩き出す。

 車道を横断して登山道へと向かう。途切れそうな雪をつなぎ何とか歩ける程度の深さ。前回は雪が多めで滑っても面白そうだったが、今回は期待はずれ。それでも徐々に雪は増え、登山者の古いトレースを外して杉林の中の道を歩く。

 間もなく車道に出てから再度登山道を辿る。雪は固く締り歩きやすいが滑るにはどうか。最大傾斜を過ぎると山頂は間もなく。11時5分、半田山山頂。時間もあるので前回と違うルートで萬歳楽山も良いが、雪も少ないので往路を戻ろう。山頂付近からの東斜面の雪が落ち着き樹間もあいていてチョイ気になる。何気に良いエントリーポイントを探してしまう。

 子供の頃に見た半田山は地すべりの跡が残り、ハゲ山とも言われた特徴的な山だった。馬蹄型で火口のような雰囲気の東面も現在は樹木に覆われていてハゲ山の面影は無い。明治時代から始まったと言われる治山事業の成果だろうが、良く見ると筋状に落ちる崩壊跡にはいくつもの治山ダムが築かれている。

 木は込んでいても稜線から100b位は問題無い、しかし見えないその先は快適とも思えない。東面は山肌が露出している所もあるし下部は藪気味っぽい。何より雪が少ない。普通に往路を下る事にしよう。思った以上に板が取られる雪で思ったよりも手強い感じ。立木に注意してゆっくりと下る。途中の登り返し箇所を嫌い、手頃な植林帯へと進路変更。

 最後の方はやはり雪が少なく、板を横に振ると地面が露出する。この条件なら歩いて下ったほうが早い。駐車場まで滑ってミニミニツアーを終了、11時45分