高太石山
採石場 西高太石山
日山 白馬石山
花塚山
ベコ |
【日程】 11月25日 天候:曇り
【山域】 阿武隈山地 高太石山
【ルート】 津島境登山口→高太石山→西高太石山→戻り
【行動時間】 2時間40分
【データ】 累積標高差530b 移動距離約10`
浪江と川俣町の境にある津島境登山口近くにある専用駐車場に車を置いて歩き出す、12時55分。
国道を少し歩くと登山口の表示がある。登山道にしては道幅があり、裏山の作業道と言った風情の道。小さい頃、両親と一緒に近くの山に柴刈りや薪集めに行った事を思い出したりする。道沿いに沢の流れがある、稜線が近い割には水量が豊富なのも不思議な感じ。
所々に目印のテープがあり迷う事は無い。葉が落ちた林の下には背の低い笹原が広がり、前回の屹兎屋山の尾根歩きと似た雰囲気はある。一旦落ちた傾斜がまた増して来ると山頂は近い。13時20分、高太石山山頂。
登山口からは300b弱の登りだった。付近はなだらかな地形と樹林で展望は宜しく無い。西高太石山を目指し鞍部方向へと下る。湿った落ち葉が積っているので速度には注意。途中に大ブナと言われるブナがあったので寄ってみる。確かに面白い形のブナの木ではある。
長沢ガンタへと下る道との分岐まで来ると、西高太石山への道は通行禁止の表示があった。詳しい事は不明なので、取り合えず西高太石山へと向かってみる事に。道は踏み跡が薄くなり、不明瞭な箇所もあるので注意して進む。登りになると土の盛られた土塁の上を歩くようになる。登山者が二人下ってきた。この先の採石場で戻って来たとの事。
採石場の通過には注意が必要だが、特別問題は無いようだ。花崗岩を取り尽くしたのか現場には植林が施されていた。尾根に上がると四等三角点があった。一応の山頂か。祠のある大岩が山頂らしい雰囲気はある。岩の上に上がると周囲の山が見渡される、14時10分。
日が陰り風も冷たいので間もなく下り始める。直線的に下る道は落ち葉で滑る。間もなく採石場の作業道に出る。しばらくこの道を下って行くと、田んぼの手前で登山道の表示があったので左折。伐採作業で荒れた泥道を道なりに辿る。作業道が交錯していて登山道に出るのは無理っぽい感じ。
長沢ガンタの地名に誘われ、長沢ガンタを通過して尾根上の長沢ガンタ分岐から山頂経由で往路を戻る積りだったが、迷ってしまった。そのまま尾根を目指してみる。藪は無いので割りとスムーズに尾根に上がると踏み跡発見。やはり踏まれた道は歩きやすい。
先ほどの長沢ガンタ分岐から下る。源流部の水場を過ぎると林の中に大石が点在する長沢ガンタ。よくある源流部の風景か。刈払われた笹の中の道を下ると、採石場からの道と合流。結局どこで道を外したのかは不明のまま。沢沿いに下ると山木屋境登山口に出た、15時10分。
後は国道を歩き戻るのみ。地図によっては隣の白馬石山への道の記載もあるので考えていたが、それらしい道は見つけられなかった。高橋牧場のホルスタイン牛を眺めたりしながら戻った。出発地点戻り、15時25分。
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