不忘山の山頂
南屏風より刈田岳方向
水引入道と権現沢源流部
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【日程】 5月17日 天候:晴れ
【山域】 蔵王連峰 南屏風岳
【ルート】 硯石登山口より山頂を往複
【行動時間】 3時間20分
【データ】 登高高度約1200b
登山口より歩き出す、10時30分。新緑の季節にはまだ少し早く、葉を落としたままの林の中は明るく陽射しがまぶしい程。次第に道の傾斜が増してくると息があがり汗が吹き出てくる。ほぼ一ヶ月ぶりの山歩きなので足裏の筋肉が妙に緊張する。歩くペースは抑え目の心がけ。
1100b付近から道に残雪が現れるが、規模は小さく問題は無い。眩しいのでサングラスを出す。樹林帯を抜け、ビューポイントで振り返ると周囲の眺めは良好。ちょっと一休み。歩きにくい火山礫の斜面に出るとペースも落ちてくる。花の時期にはまだ少し早かったのか、ほとんど見かけない。
不忘の碑を通過すると山頂は近い。不忘山山頂、12時。山頂付近は風があり心地よい。南屏風岳東面は思ったより残雪が豊富で斜面を滑るだけならまだ楽しめる雰囲気はある。南屏風を目指し鞍部へと下る。
シーズン始めのせいか、登りはともかく下りはまだ何となく違和感がある歩き。山頂近くの道には残雪があった。12時25分、南屏風岳山頂。霞か雲か、遠望は今ひとつだが残雪を見せる稜線の眺めは良い。低い藪を越すと簡単に東面の雪堤上に立つ事ができる。
時間があれば、権現沢源流部を雪を拾い下るのも悪くない印象。往路を戻り不忘山へと登り返す。下り道には注意をしていたが、途中で足がもつれて転んでしまった。歳のせいでも無いとは思うが。
やがて道の傾斜が緩くなり、木々の背が高くなると出発地点の旧キャンプ場も近い。13時50分、出発地点に戻り。
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