第三クワッド降り場より大早稲沢山⇒右
大早稲沢山より西大巓
大早稲沢山上部
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【日程】 4月15日 天候:晴れ
【山域】 吾妻連峰 大早稲沢山 (1424b)
【ルート】 グランデコより大早稲沢山へ
【装備】 板:K2 ペイバック146 金具:TLTスピード 靴:スカルパF1
【データ】 下降高度約674b 移動距離約9`
行動時間1時間40分
グランデコでの快適なゲレンデ滑走に時間の経つのを忘れてしまい、気が付くと予定のスタート時間を大幅に過ぎていた。西大巓から西吾妻での山スキーを考えていたが、前日の降雪と稜線付近の天候、それに到着時間の遅れもあり予定を変更。大早稲沢山へのミニツアーを考えていた。
13時40分、第3クワッドを降りて林の中へ。不動沢の右岸側が滑り易いので沢沿いにしばらく下る。固雪の上に新雪が積っていて滑り易い。当然雪質は抵抗感がある春の雪。雪面のうねりを楽しみながら下る。右手からの支流が合わさると傾斜も落ちてくる。デコ平へと緩く落ちる尾根を巻くように大早稲沢山方向へと進行。
デコ平湿原の一角に出てシールを出す。付近は風も無く陽射しが暖か。スノーハイキングと言った雰囲気で平坦な林間コースを気分良くシール歩行で進む。いくつか水流の出た沢の横断もあるが、ブリッジが点在しているの問題は無い。水を湛えた百貫清水で一息。
大早稲沢山との鞍部付近まで来ると西大巓方向からのシュプールが沢筋へと下っていた。見た感じ、小野川のブリッジにはあまり期待ができない感じはする。予定の尾根は諦めて下りは往路を戻る事にする。時間の余裕が無いし。ブナ林の中を一登りすると山頂は間もなく。
14時30分、大早稲沢山山頂。樹林で展望は今ひとつだが、西大巓の眺めは良い。小型の雪庇の上から滑り出す。雪の固い所もあるので、東側の斜面に移動。新雪が結構深くてよいが、尾根は沢の二俣に消えてしまい移動に少し手間が。
往路に戻り、しばらくは自身のトラックを辿る。滑りと推進と歩きを交じへ、ゆっくり進行。あまり自信は無かったが、目の前にデコ平登山口の案内板が現れた。後は軽い推進で林道の道形を辿り、最後の緩い登りで板を外して僅かに歩いてゲレンデに出る。駐車場まで滑り込んで終了、15時20分。
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