後烏帽子岳より熊野岳
屏風とろうづめ平
屏風の稜線
芝草平
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【日程】 9月22日 天候:曇り
【山域】 蔵王連峰 後烏帽子岳
【ルート】 登山口→後烏帽子岳→芝草平→登山口戻り
【行動時間】 5時間10分
【データ】 登高高度約1600b 移動距離約16`
小阿寺沢登山口より後烏帽子岳を経由して屏風岳を目指す計画でえぼしスキー場近くの登山口へと向かう。8時5分、登山口より歩き出す。
連休で道は混んでいたが、登山口には他に車が一台停まっているのみ。いつもの平日と変らぬ静かな山歩き。風が無いせいか暑く感じるし、運動不足の傾向もあり足取りは重い。単調な樹林の中の登りが続き、スキー場への分岐付近まで来ると木々の葉が色付き初めていた。時おり写真等を撮りながらマイペースで進行。
傾斜がゆるんでくると前烏帽子の山頂は近い。9時15分、前烏帽子岳。大きな岩の上で一休み。風が冷たく感じる。尾根上の道を辿り、スキー場からの道を合わせると山頂は間もなく。後烏帽子岳山頂、9時50分。
稜線付近は思ったよりは紅葉が進んでいたが、曇り空のせいか彩りは今ひとつと言った風情。屏風岳方向へと下り出す。ろうづめ平を通過して屏風への登りにかかる。この道はアザミや笹の勢力が強くて傾斜もあり歩きにくい。
振り返り、写真を撮っていると笹を掻き分けて結構な速度で登山者が下ってきた。山岳マラソン風の短パンと靴。身軽な感じだが笹を掻き分けるにはどうか。涸れ沢の中にいたらGPSが衛星をロストしてログ切れ。長く感じる登りを終えて広い稜線に上がる。
薄日がさして、芝草平が黄金色に見えると予定変更で寄り道したくなる。分岐を芝草平へと折れて下り出す。ここまで思ったより時間がかかっているので芝草平で引き返す事にしよう。10時50分、芝草平。
木道の先まで行って一休み。持ち主不在のザックが数個放置してあった。ホシガラスが鳴いている。良く見るとハイ松付近にも何羽かいる、松の実でも食べているのか。疲労感はあるが、そろそろ往路を戻る事にしましょうか。ろうづめ平からの後烏帽子が大きく見えるが、調子が良いときは大きく感じないものだが。足取り重し
12時5分、後烏帽子岳。今回は歩いた事の無いスキー場側へと下ってみる。道は部分的に補修中だったが、粘土質の道が掘れて歩きにくい悪路だった。運動靴系だとかなり滑るだろう。傾斜が緩むと間もなくゲレンデに出た。案内板は見当たらないので適当にゲレンデを下る。草が刈られているのでどこでも歩ける。
途中から樹林の中のトレッキングコースに入ったりしてみる。ゲレンデの方が歩きやすくても、やはり森の中の道の方が落ち着く感はある。スキー場のベースまで下ると後は車道歩き。途中で湧き水をいただき水を浴びるとすっきり。間もなく出発地点に戻り、13時15分。
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