銀明水付近
泉水沼と焼石のピーク
三界山方向
東焼石との鞍部から焼石岳
東焼石岳より経塚山方向
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【日程】 7月11日 天候:晴れ
【山域】 焼石連峰 焼石岳
【ルート】 つぶ沼登山口より焼石岳へ
【行動時間】 6時間35分
【データ】 登高高度約1150b
焼石岳周辺には気になる沢コースが幾つかあるが、今回は尿前口から登山道を利用して山頂往復で考えてみた。中沼登山口への林道は昨年の大地震の影響で通行止めとなっていたので、つぶ沼登山口へと向かう。
5時35分、つぶ沼登山口の駐車場より歩き出す。車道を少し歩くと登山口の案内板があった。深い森の中の道は思ったより泥道が多く、足元に注意しながらの歩きが続く。中沼からの道と合流するまでの緩い登り道が長い。途中の石沼からは稜線の天竺山や経塚山の眺めが良い。
一般に標高差が得られない道のコースタイムは短縮が厳しい傾向で、今回は焼石岳を越えて南本内岳の先まで下ってみようと考えていたのだが、時間的に難しいかもしれない。中沼からの分岐を過ぎると勾配もいくらか出てきて歩きやすい傾向となる。
7時25分、銀名水で冷たい湧き水を頂き一休み。予定よりだいぶ遅れてはいるが、次第に花も見られるようになり写真などを撮りつつボチボチと進行。斜面には残雪が僅かに見られる。目の前の横岳を巻くように伸びる緩い登り道は石の道、全体にフリクションが利いて問題は無い。灌木の背が低くなると焼石岳と広い稜線の展望が得られるようになる。
爽やかな風が吹き抜ける泉水沼で一息ついてから山頂へ。横岳へと薄い踏み跡があった、少し気になる。8時45分、焼石岳山頂。広い山頂からの眺めは良い。薄雲で遠望は今ひとつでも栗駒や周辺の山々の展望を楽しめる。早池峰の姿は?。
大きく見える南本内岳へと下り出す。道が藪に隠れている所もありペースは遅い。鞍部へと着くと南本内岳方面への道はなぜか通行止めになっていた。お昼くらいに下山したいが残り時間は少ない。分岐を右折して東焼石岳方向へと伸びる道へと進んでみる。歩きやすくは無い道。
東焼石岳との鞍部になる広い草原に出ると展望が開ける。東焼石岳へと緩く登って行く。9時45分、東焼石岳山頂。山頂から少し下った所で牛形山と経塚山を眺めながら一休み。単独の登山者が数名下って行くのが見える。夏油への縦走だろうか、周回コースもあるにはあるようだが。
東焼石岳山頂 |
姥石平分岐 |
姥石平分岐に出て往路に戻る、10時15分。登ってくる人もいれば下る人もいる、今日は土曜日か。下るペースは皆同じ様な感じなので前の人のペースに合わせてみる。銀名水避難小屋に寄ってみる。思いの他に立派な小屋だった。後は森の中の泥道を戻るのみ。足元は泥だらけ、スパッツを巻いてくればよかった。
金山沢付近で女性の単独者とスライド。足元を見たら沢靴だった、本沢あたりに入渓とか。女性単独者と会うのは初めてだが、膨らんだ大きなザックは荷が重い感じ。50bロープ二本くらい入っていそう。熟達者なのかそうでないのか、歩きながら考える気になる若い女性。
12時10分、出発地点に戻り。標高は低いが魅力ある山域だった、この次があれば夏油方面から入山してみたい。沢も気になるが‥
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