樹林帯を抜けると天候は荒れ模様だった
吾妻小富士
微温湯温泉前の登山口に戻る |
【日程】 7月10日 天候:雨
【山域】 吾妻連峰
【ルート】 微温湯温泉より浄土平往複
【行動時間】 2時間30分
【データ】 登高高度約690b
天候や体の不調もあり一月近くも山を歩いていなかった。久し振りの山なので、微温湯温泉から一切経へと軽い感じで行って見ようかと考えた。状況で家形や東吾妻巡りも視野に入れてはいたが、悪天候に浄土平往複となってしまった。
10時15分、微温湯温泉の登山口より歩き出す。昔、沢の下りで歩いたきりなので登山口の気憶も薄れていた。この道を登るのは初めてかもしれない。平地からは吾妻小富士も見えていたのでカッパは持参しなかった。深い森の中を強い風が吹き抜けている。
季節のせいか木々の緑が鮮やか。風がある事と全体に緩い登りが続くので汗もかかずに快適な登り。高度を上げるにつれて時おり雨が落ちてくる傾向。やがて森を抜けて吾妻小富士を巻くようになると風が強くなり雨粒が顔を叩く。一切経山方向はガスで見えない。
車道を横断して踏み跡の薄い道を浄土平へと進行するが、風は一段と強まり姿勢を低くして歩くようになり、時おり耐風姿勢で立ち止まるようになる。浄土平駐車場に出て手摺に掴まりながら建物の一角に移動して一休み、11時40分。山頂方向は更に風が強いと思われるので、ここで引き返す事にする。
下りは風を背に歩くので歩きやすいが、横殴りの風になるとザックが飛ばされそうになる。普段からベルトはゆるゆるですが。ズボンが雨に濡れて歩きにくい上に防水性の靴の中にも浸水。雨に濡れての山歩きは暑くないのが美点か。後は快適に下り出発地点へと戻った、12時45分。
物足りない感じだが体の慣らしとしては適度な運動だったかも。夕刻の頃に見る吾妻連峰方面には青空が広がっていた。
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