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 2009年 山歩きの記録                        yamayama.s.
 5月11日 福島県 半田山 (863b)           

半田沼から山頂方向

北登山口

山頂付近より半田沼

 知人と立ち話をしていたら、半田山のシラネアオイの話題が出て盛り上ってしまった。飯豊とか限られた山域でしか見られないと思っていただけに、低山の半田山にとは半信半疑の思いです。今まで、半田山へは軽く汗を流す感じで気軽に何度も訪れていたが、シラネアオイなどにはお目にかかった気憶が無いし、しかも群生していたとか。さっそく確認に出かけてみた。

【日程】 5月11日 天候:曇り
【山域】 半田山
【ルート】 北登山口より山頂を経て周回
【行動時間】 1時間15分
【データ】 登高高度約450b

 北登山口の駐車場に車を停め、山頂へと歩きだす、10時25分。新緑とヤマツツジの彩が鮮やかな森の中の道を辿り、快適に高度を上げる事ができる。山頂までは400bと少しの登り、耐久よりも瞬発力的なコースと思える。

 登山道沿いにシラネアオイは無いかと周囲を見ながら歩くが
、それらしき物は見当たらない。葉っぱが似たような物もあるが、違う感じ。珍しく登山者の姿もちらほら。間もなく半田山の山頂着、10時56分。遠く霊山が霞んで見える。虫が煩いので間もなく南登山口方向へと下り出す。道は乾燥して歩きやすい。傾斜が緩んだ頃、林の中に見覚えのある花を発見、シラネアオイがポツンと一本だけ花を咲かせていた。

 そう言えば昔この辺りで見た気憶があったような気も。一杯咲いていたの情報を頼りに、写真も撮らずにさらに下る。林道を少し歩き、爽やかな杉の匂いがする植林地を下ると下山口のキャンプ場は近い。キャンプ場内の一角にロープが張られていて、そこにシラネアオイの群落があった。

 高山のシラネアオイとは少し雰囲気は異なるが、確かにシラネアオイだ。花も含めて全体にかなりの大型傾向で、花の色が白っぽい物もある。一般に公開するのは盗掘対策もあるようです。やはり話は本当でした。

 半田山は桜の時期も有名だし、また一つ渋い名所が増えた感じ。後は半田沼を巡り出発地点へと戻った、11時40分