2008年 山歩きの記録 yamayama.s. |
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12月18日 蔵王連峰 不忘山 (1705b) |
標高1,100b付近
山頂は近い
不忘山山頂
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【日程】 12月18日 天候:曇り
【山域】 蔵王連峰 不忘山
【ルート】 硯石登山口より山頂を往複
【行動時間】 3時間
【データ】 標高差約1000b 移動距離約8`
吾妻安達太良方面から見る蔵王の白い稜線は印象的で、おりを見て出かけてみたいとは思っていた。天気図を見ると低気圧の通過があるが大きな崩れは無い雰囲気。それではと、いつものパターンでゆっくりと自宅を出発。
福島は濃い霧の中だったが、県境を越えると青空が広がっていた。登山口に近付くにつれて風が出てきた。気温が高い。麓から見上げる不忘山の山頂付近は流れる白い雲に隠れている。積雪は上の方はあるが下部は期待できそうも無い感じで、持参したスノーシューも出番があるかどうか。
登山口で出発の準備。9時50分、歩き出す。小腹が空いたので出発前に車の中で昼飯を済ませてしまった、歩くとお腹が揺れるのでボチボチのペースで進行です。落葉の林の中を風が吹き抜けるが、上下カッパを着ているので流石に暑い。気温は+の8度。ザックに付けたシューが重く感じる。足取りも重い。枯葉が積もった道が続く、まだ晩秋の雰囲気が漂う。
標高1000b付近から次第に残雪が現れ、道の傾斜が無くなる1,100b辺りからは雪が繋がる。残雪期のように雪は締まりラッセルは無しで、スキーがあれば快適だろう。歩き易いといつシューを付けるかが問題。背中の荷が重いので早めに装着する事に。付近は風も無く穏やか、柔らかな日差しが心地良い。眠くなる。単独と思われる古いトレースも次第に確認出来なくなり、また道の傾斜が出てくると締まった雪質もありシューのグリップが悪い。
ラッセルが無いぶん予定より進行は早いのだろうが、足取りは重い。森林限界付近まで来るとやはり風が強い。風に強弱があり、時々立ち止まりながらやり過ごす。森林限界から不坊の碑までは風の影響で雪の付きが悪く、シューを外してデポ。クラストした雪と岩の道をキックを交えながら、ヨロヨロと歩く。所々に目印があり夏道を外れる事は無い。
不忘の碑を過ぎると積雪も増え、明確な尾根筋をルートに山頂へ。風向きのせいか風は弱い、雪は固めにクラストして快適。11時50分、風の吹き抜ける山頂で証拠写真を何枚か撮って下山開始。風が弱ければもう少し足を伸ばしたい所でしたが。雪質もあり下りは順調。危うくデポしたシューを忘れるところだった。何でこんな所に自分のシューがあるんだ‥なんて。
風が弱くなった所でザックにシューを収納。たまにズボるがツボ足の方が軽快。ソールを張り替えた靴の滑りは今ひとつ、グリップが良すぎる。下るに連れて気温はどんどん上がり汗が出る。ラッセルが無かった分下山も早く、予定より早く出発地点へと戻り、12時50分。
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