ゲレンデより赤埴山と櫛ヶ峰 磐梯山は雲の中
天狗岩付近
山頂
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当初の予定では猪苗代スキー場から山頂へと登る予定だったが、たまたま磐梯国際スキー場の登山口の前を通りかかり、渋谷登山口からのコースを歩いて見ることにした。このコースを歩くのは初めて。
【日程】 7月30日 天候:曇り
【山域】 磐梯山
【ルート】 渋谷登山口より山頂を往複
【行動時間】 3時間40分
【データ】 標高差約1190b 移動距離約14`
ゲレンデへの入り口は進入禁止となっていたので、少し戻って広い駐車場の一角に車を停める。軽く食事を済ませてから出発の準備。10時30分、歩き出す。暫らくゲレンデの中の作業道を辿り歩く。リフト沿いに進行すれば効率は良いのだろうが、広いゲレンデにはススキが伸び放題で歩きにくそう。赤埴山と櫛ヶ峰のピークが高い
くねくねと伸びる道は一旦ゲレンデから離れてから再度ゲレンデ内を横断。ゲレンデを抜けた所に登山者カードのポストがあり、登山コースである事を確認できる。地図を持参してないし、GPSには地図を入れていなかったのでとり合えず一安心。林道歩きはさらに続き、砂防ダムの先に登山口があった、11時15分。972b地点、時間の割りに稼いだ標高差は僅かだった。
深い樹林の中の道を歩き、何度か林道を横断すると急な登りとなり、ようやく登山らしい雰囲気となってくる。気温は高くは無いが、風が無く暑く感じる。歩き出す前にしっかりと水分を取っていたので汗の量も多目。道は琵琶沢の左岸を進むようになる。あまり踏まれていない道は下草もあり、足元に注意しながら進行。樹林帯を抜けると見晴らしも良くなり、対岸の赤埴山を巻く林道の道形を確認できる。沼ノ平から上は雲の中。
水量の少ない沼を横目にして、平坦な沼ノ平を通過。風が心地よいので少し休憩タイム。猪苗代スキー場からの道と合流して右へと進行、12時5分。良く踏まれた道はやはり歩きやすい印象。すれ違う登山者もいるし。にぎやかな中学生の団体が降りてきた、渋滞の予感。思ったよりスムーズにスライドできた、よしよし。女子が多かったような気が。
四合目の弘法清水を通過すれば山頂へは一登り。滑り易い階段を登って山頂着。磐梯山山頂、12時40分。ガスで視界は無いが、これはこれで風情があるようにも思う。予定時間を過ぎているので間もなく下り出す。冷たい弘法清水で顔を洗い水を浴び、頂く。さっぱりとしてから再度下る。単独の女性が手を合わせている、信心深い方だ、あれ、俺じゃ無いよね。
先程の分岐を曲がり往路を戻る。次第に霧雨となり体温も下がり快適な下り。林道に出合い、終点の様子を探りに寄り道してみる事に。間もなく車を回転できる程の小広いスペースに出て林道は行き止まり。明確な踏み跡が登山道方向へと伸びている。後は林道歩き。下山予定時間を過ぎているので足早に下る。驚いたカモシカが飛ぶように林の中に消えて行った。雨が降り出すと同時に、14時10分、出発地点に戻り。
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