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 2008年 山歩きの記録                        yamayama.s.
 5月7日 蔵王連峰 南屏風岳 (1810b)           

不忘山より権現沢源流と南屏風方向

南屏風山より刈田岳方向

権現沢への斜面

不忘山

 予定では、今日はゆっくり半日休みの積もりだったが、昨日の鳥海での不完全燃焼もあり、残っている脂肪(エネルギー)を燃やす計画で、比較的近い不忘山へと半日登山に出かけて見る事にした。

【日程】 5月7日 天候:晴れ
【山域】 蔵王連峰
【ルート】 硯石登山口より南屏風岳へ
【行動時間】 3時間10分

 8時50分、硯石の登山口より歩き出す。麓から見た限りでは残雪は思ったより少ない印象なので、スパッツは無し。暑いし。いつもの滑り易い道も今回は乾燥しているせいか歩きやすい。次第に傾斜が増して来ると快適に高度を稼げる様になる。

 今年購入したスカルパ製の靴。この靴、歩いた感じは実重量以上に軽快感がある。少し小さめなサイズもあるのかフィット感が良く、早い足の運びや岩での立ちこみの動作等も良い感触で、下りも軽快。小さめなサイズにしたので靴擦れの対策は必要です。逆にゆったりサイズだとまた違った問題も出てくるし、悩ましい問題。

 僅かな残雪を踏み、森林限界を過ぎると風が強め。昨日の鳥海程では無いが、時おりくる強風に煽られながらヨタヨタと歩く。間もなく不忘山のピークが見えてくるが、思ったより残雪は少なくて少々がっかり。それでも、山頂付近から見る権現沢源流部は東向きの斜面と言う事もあり、結構な雪が残っていた。写真などを撮りつつ進行。

 10時15分、不忘山山頂。登山者が一人休んでいた。ここまで約千bの登りで何と無く物足りない感はある、時間もちょっとだけ余裕なので南屏風岳まで足を伸ばす事に。ピークから下り出すと風が一段と強い、と思っていたら頭に巻いたバンダナがいきなり飛ばされてしまった。舞い上がり、空飛ぶ円盤(輪)となって沢筋へと消えていった。バンダナ飛ばされたのは初体験。

 部分的に細い尾根は慎重に三点確保で姿勢を低くしながら通過。南屏風のピークに近付くと道は残雪に隠れるが、雪は締まって歩きやすい。サングラスを付けて山頂へ、10時35分。ピークから権現沢方向へと薄い藪を漕ぐと簡単に残雪の上に出ることが出来た。暫らく有名なボード&スキーエリアの展望を楽しむ。標高差は少ないが快適そうな斜面が広がっている。

 時間も気になり間もなく下り出す。後は往路を戻り帰るだけ。不忘山を越すと風は弱まり快適な下り。靴のグリップは良いがスピードには気を付けなければ。樹林の中の下りは標高が落ちるにつれて暑くなるが、今回は爽やかな風が吹き抜けているので汗も出ない。最後はゆっくりとクールダウンしながら出発地点に戻り、12時。予定時間通りに到着と言うのも気持ちが良いものです。昨日、鳥海用にたっぷりと作って残ってしまったポカリを一気に飲み干すw
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