若女平より米沢方向
若女平 稜線は雲の中
尾根末端にある橋 |
天元台スキー場は4bを越える積雪となり、いつもの若女下りへと快適なツリーランを求めて出かけてみました。
【日程】 2月29日 天候:曇り
【山域】 西吾妻山
【ルート】 天元台より若女下りツアーコース
【装備】 板:BDリリック163 金具:TLTスピード
靴:TLT4PROツアーライトテック
【データ】 行動時間2時間20分
積雪豊富な米沢市内を通過して天元台へと向かう。雪は多いが比較的車の流れは良かった。青空が広がり春のような陽気ですが、吾妻の稜線は灰色の雲に隠れている。スキー場の第三リフトの運転開始時間は9時30分からと遅く、30分ほど待つ事になった。付近で準備運動等をしながら暇を潰してみる。用事があるのでお昼頃までに下山したいが、この調子ではちと厳しいかも、一応のリミットは13時。動き出したリフトに少し遅れて乗りゲレンデのトップへと。山スキーの幾つかのグループの最後尾でリフトに乗車。ディアミールが多いのも違和感を感じる
準備はOKで歩き出す、9時50分。山スキーの一団が先行して出発したので少しは時間の短縮ができるかと期待したが、どうも調子が今ひとつの模様なので先行する。方向は一緒でもルート取りは違うようです。ラッセルは深くは無く歩きやすいが、時間が気になるのでペースを上げていく。果たして後続グループはトレースを追って来るだろうか、一声掛ければ良かったか。いつものルートで梵天岩を経由して若女下りのエントリーポイントへと目指す。
気温は−7度程と高いが、風が強めで寒く感じる。視界が悪い。1950b付近でシールを剥がして滑降準備、11時5分。樹林の中は風が当らず穏やか。ぱたぱたと準備をして滑り出す。予定では沢コースを赤滝の落ち口まで降りてツアーコースに戻る積りだったが、スタート時間が少し遅れたので尾根のノーマルコースを下る事にした。時間が気になる
やはり積雪が豊富だと滑り易い。膝下程の深雪滑りは板の浮きも良好で止まりたくは無いが、GPSにはポイントを打っていないので短いピッチでの確認作業が必要です。若女平の手前、緩斜面になると板が沈んで歩きと推進が入る。若女平は風当たりが良いせいか雪は締まり気味で板の滑りは悪く無く、推進で通過できた。第二ステージ、尾根の末端まで最後のひと滑りを楽しむのみ。やせ尾根は太り気味で、ここも結構快適尾根。
唐松の植林地でスラロームを楽しんでいたら、下枝に手を取られて転倒。一本取られた、速度は控えめにしたい所っす。尾根末端も雪は豊富で状態はベストだが、日当たりの良い所は春の雪で無理はできない。ああ、春スキーだす。豊富な雪のおかげで終点まで順調に滑る事ができて満足、時間に余裕があれば言う事なしの山スキー日和でした。12時10分、車道に出て終了。
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