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 2007年 山スキーの記録                       yamayama.s.
 11月25日 吾妻連峰 西吾妻山           

西吾妻より朝日連峰と月山、鳥海山

西吾妻の東斜面

西吾妻

朝日かと思ったら蔵王連峰だった

 天元台のゲレンデトップでは120aを越す積雪があるが、山スキーをするにはどうか。週間天気予報ではしばらくは大きな天候の崩れは無いとの事。良い機会なので、西吾妻周辺の様子見と山スキーの初滑りを兼ねて出かけてみました。

【日程】 11月25日  天候:晴れ
【山域】 西吾妻山(2035b)
【ルート】 天元台スキー場より西吾妻往複
【装備】 板:BDリリック163 金具:TLTスピード
     靴:TLT4PROツアーライトテック
【データ】 移動距離約14` 累計登高高度 約800b
       行動時間 6時間15分

 軽量金具TLT用のブーツはスカルパF1とダイナフィットATの2組を所有しているが、ダイナフィットはシェルが柔らかすぎて出番が少なく、TLTプラスF1の選択肢しかない現実。TLT金具付きの板は3本ある。F1は歩きも滑りも完成度が高いが、レース用なだけに一般的なツアーには向かない部分もある。と言う事でTLT用のブーツを新調してみた。今回初使用となるダイナフィットTLT4PROへの期待感もあった。

 第2リフトを降りて板にシールを貼る。10時15分、歩き出す。一番上のリフトは運休中なので、つがもりゲレンデを暫らく歩く事になる。ゲレの積雪が足りないのか、キャタピラで荒く潰しただけの雪面はガタガタ。滑るならリフト下が良さそう。気温が高く汗が出る。リフトの終点から樹林の中に入り、梵天岩を目指してみる。

 雪は柔らかいがラッセルと言う程のことも無く快適と、思ったのも最初だけ、下枝が煩く上に行ったり下に行ったりと進路は定まらない。頭だけ出た笹や石楠花、這い松の上は要注意。進行速度は遅い、昼飯買うのを忘れたので余計に疲労感が増す。ウィダーが一個だけはあるのだが、そう大きな問題でも無いか・・・。迷路のような白い森の中を抜け、視界が広がると梵天岩も近い。

 藪気味のオオシラビソを避け、左手から巻き気味に西吾妻の山頂へ。気温は日溜まりで15度近い、板の表面に大盛り雪ダンゴ、防水の効いたシールにも少し、重い訳です。西吾妻山頂、12時15分。東斜面を滑り、状況で沢筋に行ける所までの予定も、見た目にちょっと無理か。シールを剥がして白い斜面を少しだけ滑ってストップ。ブーツの使用感、歩きと滑りに関してはやはりF1が最良の選択。詳しい事はまた別記で

 もう一本、若女平ツアーコースを目指してみる事に、雪の状態次第だが。いつもの傾斜が出てきた辺りで滑走準備、13時15分。下るにつれて雪は重くなり、笹や石楠花が進路を塞ぐ。夏道の道形を利用して下るが、大きな倒木が通せんぼ。1700bで下降を諦める、13時50分。上下のアウターが新品で、まだ穴を開けたくは無い、ハハ。シールで登り返す。

雪質悪い

若女平コースの1700b

重い足取りで登り返して梵天岩を通過、シールで下り天元台を目指す。日が大分傾いてきた、振り返る飯豊の稜線が白く輝いている。往路を戻りゲレンデトップに着、16時10分。後はゲレンデを滑って下るだけだが、固くなった雪面は快適ではなかった。周りの山並みを観賞しながら駐車場戻り、16時30分
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