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 2007年 山歩きの記録                        yamayama.s.
 11月14日 蔵王連峰 熊野岳と瀧山 (1840b)          

熊野岳が見えてきた

熊野岳から地蔵山方向

ザンゲ坂付近からの瀧山

ドッコ沼

瀧山山頂

蔵王温泉街の奥にニッ森と番城山

 熊野岳から瀧山にかけの稜線歩きは中々快適そうに思えるが、観光シーズン中の込み合いを考えると気が向かないのも事実。ちょうど今頃が静かで良い時期かなと予想して出かけてみた、のですが。

 何となく車を走らせ、気がつくと山形道経由の遠回りルートで蔵王へと向かっていた。おまけに蔵王温泉街の駐車ポイント探しに時間がかかってしまい、出発予定時間も遅れ気味。ようやく体育館の駐車場に車を停めて出発準備。9時50分、歩き出す。

 いつもの登山靴が古いせいか、落葉の季節のせいか、ソールのグリップの低下が気になっていた。そこで今回、軽いのがとり得の山用運動靴(モントレイル)を持参。見た目はごく普通の運動靴で通気性の良いメッシュ地仕様。泥道や雪道歩きは、チョット苦手かも。歩き出して直に左足の踵に違和感が。靴紐を緩めたりしてもあまり効果は無く、諦めて先を急ぐ事に。サイズが小さくなったのか?、靴擦れ作りそう。

 中央ロープウェイ乗り場付近からゲレンデに入り、登山口を探しながら進行。少し行くと右手の作業小屋付近に登山口の案内板を発見。枯葉が浅く積もった樹林の中の道、緩い登りが長い。道は湿り気味なので足元に注意しながら少しづつ高度を上げる。目の前に現れた舗装道路を横切りまた林の中へ入ると、頭上をロープウェイのゴンドラが通過していく。

 再度ゲレンデを横切り林の中へ入り、暫らくすると積雪を見るようになる。森林限界付近まで来ると風が冷たくなってきたので手袋とカッパ上を着用。中丸山は確認できるが熊野岳は流れる雲の中。何度も見た山頂だしあまり気は進まないが、取り合えず分岐を右折して熊野岳山頂へと歩く。

 避難小屋経由でピークへと少し遠回り。熊野岳山頂、12時5分。雲は流れ去り晴れ間も見えるが風は相変わらず。近くに見える地蔵山へと往路を戻り下り出す。向かう瀧山の頭が見える。地蔵山まで来ると風も弱くなり温かい。観光客一組のみの蔵王山頂駅前を通過してザンゲ坂を下降、その前に地図で進路を確認と。

怪しげなミニスパッツ

熊野神社
 良く整備されたゲレンデに感心しながら歩き下り、片貝沼とうつぼ沼を巡るハイキングコースを周遊してみる、迷路のようだ。ドッコ沼で現在地と進行方向を確認、舗装された車道が整備されているのには驚く。踵を点検してみると皮がきれいに剥けていた、痛。中央高原から先は登山道となり、緩いアップダウンを越して瀧山へ。

 二つあるコブの奥のほうが山頂のようですね。最後の一登りで瀧山の山頂着、14時40分。両側が急な斜面となる山頂からの眺めは良い。雲があるので遠望は利かないが、熊野岳の白いピークや山形の市街地が見渡せる展望台。ニッ森の特徴のある山容は判りやすい等々。チョコをかじり、ゆっくりしてから上の台へと下り出す。

 快適に下って上の台のゲレンデベースへ。道なりに歩いていたらタイミング良く見覚えのある体育館の前に出て、終了、15時30分。上の台ベース付近には広い駐車場があった。
 
【データ】移動距離約18` 累計標高差約1250b
     行動時間5時間40分
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