落葉樹の森
米沢方向
栂森の奥に栗子 どちらもピークは雲の中
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少し登り応えのある山に行くつもりも、いつもの朝寝坊。夜型の生活スタイルもあるが、ワンパターンの登山が続いてるせいか気合も今ひとつなのだろう。雑用を済ませてから出発。米沢や吾妻方面からも兜山(1199b)の姿は確認していたので、以前から一度は訪れてみたいと思っていた。
登山口のある綱木へと向かう。途中で綱木峠が通行止めとなっていた。バリケードを通過して現場を確認すると、通過は何とかできそう。しかし、そう急ぐ訳でも無いので、無理しないで迂回する事にする。地元の軽トラは普通に通過してますが、まれに転落事故もあるそうな。
小野川温泉まで下り大きく迂回。進行方向の先に見える、兜山と戸倉山の姿が良い。快適なドライブで綱木に到着するが、問題の登山口を探すのに少し時間をくってしまった。兜橋と書かれた立派な橋を渡って歩き出す、14時50分。
自信の無いままに少し歩くと登山道の道標があった。間違いは無いようです。手入れされた杉の植林地が続き、その内に沢沿いに高度を上げるようになる。この辺はガイドブック通り。大きめなカモシカが逃げて行き、小尾根の上からこちらの様子を見ている。
道は沢筋を抜けて尾根に上がる。暫らく登るとエンジン音が聞こえて来た。一人で刈り払いの作業中で、軽く言葉を交わして山頂へと向かう。間もなく山頂に着、15時40分。
細長い山頂からの眺めは意外と良く、暫らく展望を楽しむ。天元台が思ったより近くに見える、南に見えるピークは栂峰だろうか。吾妻の上の方は雲の中で遠望は今ひとつ。エンジン音を響かせて刈り払いの方も到着。一緒に山の話などをして、気が着くと結構長居をしてしまった。
深い森の中の道は湿っていて、落葉や木の根で下りではスリップしやすい。細いトラロープを掴んで慎重に降りるが、下ってみると急坂に感じるのも不思議。前回痛めた膝の不具合も無く、順調に下って兜橋まで戻った、16時35分。
【データ】 登高高度 600b弱 (だいたい) |
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