高山の山頂より福島方向
麦平からの山頂
幕滝
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今まで麦平から幕川温泉へと下る道を歩いた事が無く、幕滝の観賞もセットにして出かけてみた。R115の横道トンネル入り口の広い駐車スペースに車を停めて出発準備。
11時35分、歩き出す。土湯温泉街へと一旦下り、不動湯へと至る登山道を目指す。荒川の水が濁っている。高山への登山道のはずだが、すでに廃道に近い状態だった。踏み跡を辿り、不動湯の分岐、ゲートのある付近の林道に出る事ができた。分岐でコースの選択に少し迷う。男沼の登山口から登るのも良いが、今回は距離的に近い林道コースを選択してみる。
ガサガサと音がして獣の気配、子供の熊か猿か、あわてた風な息遣い。単調な林道を歩きで高山の登山口へ。12時45分、登山口。山頂方向は灰色の雲がかかり、あまり天候は良くない感じ。道は全体に刈り払いはされているが、笹の勢力が強く快適な登りでは無い。登山道の傾斜が落ちてくると麦平も近い。
麦平、14時15分。湿原の池塘は涸れていたが、リンドウの群落はこれからが見頃と言ったところ。疲労感があるが、頑張って山頂へ。最後の登りです。目の前に大きな反射板が現れて高山の山頂着、14時55分。
爽やかな風が気持ちよいが、小雨が降っていて展望は無い。10分程休んで往路を下り出す。麦平の分岐を幕川温泉へと下る。道は吾妻にしては歩きやすく快適な下りだが、やぶ蚊がうるさい。その内に敵の数は増えてきて、歩きながら何匹も潰すが、結構やられてしまった。
幕滝の分岐まで来ると蚊もいなくなる。少し上流にある幕滝の見物へ。橋や階段が整備されていて眺めも良い。ちょっとした沢登り気分で幕滝を観賞、美しい滝です。左岸の踏み跡を横目に、幕温泉へと向かう。良く整備された道を暫らく歩いて温泉前を通過。
少し歩いてから運動靴に交換。靴の軽さは良いが、薄手の靴下を忘れたのでつま先がきつく歩くと痛みがある。ガマンしながら車道を歩き、土湯峠へと進行。土湯峠、16時55分。
予定コースタイムより遅れている。これより先のほぼ水平な車道歩きが長く、国道との分岐を通過する頃には日も暮れ始めていた。お月様の明かりも森の中では真っ暗。人気の無い旧道をひたすら下る。近道らしき道も有るようだが、詳細は不明。二時間もあれば下れると考えていたが、甘かった。自転車利用の手もあったが・・・。しかし、歩くのも風情はある
道は、バイク二台が追い越して行った以外は貸切状態でした。時おり見える丸いお月様を眺めながら出発地点へと戻った、19時。疲れた
【GPSデータ】 移動距離 35`弱 高度差 約1350b
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