不忘山山頂 1705b
奥羽山脈の一端
水引平
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いつものパターンで、午後から裏磐梯方面に出かける予定で天気予報をチェックすると、傘マークが出ていた。天候が悪くは無さそうな蔵王方面に出かける事にして、自宅を出発。運転をしながら本日の山歩きのコースを考える。気楽に
天候の様子をみながら、取り合えず不忘山の山頂を目指して見ることにして、白石スキー場の駐車場に車を停めて出発の準備。15時15分、歩き出す。
何年か前の夏に来た時には暑くて大汗をかいた事を思い出しながら、スキー場のゲレンデの中を歩き、林の中へ。粘土質の滑り易い足元に注意しながら歩く。涸れた小沢を幾つか通過して傾斜が増して来ると順調に高度を稼げるようになる。単調な登りなので脈などを取ってみる、130少々と言ったところで何時もと同じ感じ。少しペースを上げてみる事に。
不忘の碑付近まで来ると花が目立つようになり、眺めたり写真を撮ったりしながら進行。山麓の牧草地付近から見た稜線は灰色の雲に覆われていたが、天候は回復傾向で、水引入道経由の周回コースで下山する事にして予定変更、不忘山頂へ。
不忘山山頂、16時30分。稜線は流れる雲に部分的に隠れているが、日没近い日に照らされた山々の眺めを暫らくボンヤリと眺める。爽やかな風が心地よい。暫らくして南屏風へと歩き出す。思いの他に花の種類も多いが、時期的なものもあるのだろう。
30分程で、特徴の無い南屏風の山頂を通過して、緩やかな稜線を分岐へと進む。光の加減か芝草平が金色に輝くよう。稜線の分岐を右に折れて水引入道へと急坂を下る。草紅葉の始まった雰囲気の良い水引平を通過して、入道の山頂へ。
水引入道山頂、17時30分。ここまで思ったより時間がかかっている、休憩は1分。屏風岳に沈む太陽を眺めながら、コガ沢へと下る。快適に急坂を下り渡渉ポイントへ。30分程歩き、沢が見えてきたらヌカカが集まりだしてきた。沢で一休みしようと思ったのに、残念。顔を洗い、水を一口飲んで、急いで沢を離れる。
この沢コースは何度か利用した事があるが、良い印象は無い。そのつもりで歩けばさほど気にもならないが。次第に暗くなり、ライトを出す。沢から離れてスキー場のゲレンデに出ると、月の光がボンヤリと照らしていた。白石の街の灯りを眺めながら下り、駐車場へと戻った、18時50分。
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