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 2006年 山歩きの記録
yamayama.s.
 7月22日 安達太良連峰 箕輪山 (1728b)

連峰最高峰の箕輪山山頂

三角点へ

八幡滝

 吾妻と安達太良の天気予報を見ると晴れマークが並んでいた。自宅から見る安達太良山方面はは厚い雲に覆われている。天候はそう悪くも無さそうなので、予定を少し変更して箕輪山へと半日登山に出かけてみた。

 塩沢スキー場の登山口に車を停めて出発準備。12時50分、歩き出す。気温は低めでも歩き始めると暑く感じる。傾斜は無いが、水はけの悪い道を暫らく辿り、馬返しの分岐を右に折れる。湯川に降りて沢を越す、思ったよりは水量は少ない。

 僧悟台への登りは意外と道も良く、快適に高度を上げる。僧悟台に近付き、傾斜が緩んでくると笹と灌木の緑のトンネルが続くようになり、腰を低くして歩きます。時おり雲が切れると稜線方向の視界が得られるが、しかし、山頂付近の晴れの予報は信じ難い。はずれですね

 雲に覆われた山を見ていると、山の休眠日の様な雰囲気で、こちらもついでに眠気が出てくる。笹に覆われた道を曲がると、キジが三羽慌てて飛び去って行ったが、こっちもドッキリ。キジの三角関係か鳥インフルエンザの相談か、等と考えながら歩く。緊張感は無い

 一旦、東鴉川の源流部に降りてから笹平の分岐を目指すが、その前に沢で一休み。冷たい水で顔を洗い、上手い水を頂く。今年山スキーで引き返した沢筋のポイントも何となくは判る。沢の源頭部付近には、いまだに僅かな残雪が残る。

 笹平分岐から箕輪山を目指す。考えていたよりペースは遅い、大まかなスケジュールも甘かったかもしれない。石楠花の花を眺めながら歩くのも良いが、藪漕ぎの時の憎たらしさを考えると、少し気分は複雑。深い霧の中の箕輪山山頂、14時55分

 時間も有るので、本当の山頂方向へと延びる薄い踏み跡を辿って見ることに。空身で低いブッシュの中を快適に歩き、緩く下り出すと次第に笹や石楠花の背も高くなってくる。戻ろうかと思う頃に三角点を発見。なんでこの様な場所にと思いながら写真を撮り、往路引き返す。

 往複10分少々と言った所か。一息ついてから往路を戻り、下り出す。同じ道を戻るも何なので鉄山経由で戻る事に予定を変更。鞍部から鉄山へと登り、人気の無い静かな稜線を進行。分岐からくろがね小屋へと下り出すと視界が広がりだしてきて、何となくシャバに戻ってきた気分。

 ころがね小屋の手前で、塩ビ管から勢い良く水が出ていた、ここで給水休憩です。後は湯川沿いの登山道下山。増水気味の沢や滑滝をを眺めながら快適に下り、最後にスキー場の手前の小沢で水を浴び、泥だらけの靴を洗ってからクールダウンしながら出発地点へと戻った、17時40分

 【データ】 移動距離:14.5` 
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