登山口 |
ナメ床を行く |
マンモス岩と奥が山頂
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特異な岩峰と山頂が個性的な山で、いつかは訪ねてみたいと思っていたオボコンベ山(595b)。おおよその見当で出かけたら、なんと登山口を勘違いしてニ口峠方向まで行ってしまい出発時間も大幅に遅れてしまった。
この手の山にしては珍しく立派な案内板のある登山口から出発、12時30分。水量の少ない本砂金川を渡り、支流の沢を辿る。ナメ床が続き、登山靴でも快適に歩く事ができる。本日は国土調査と思われる測量作業中で、青やピンクの目印がやたらと多い。
流木が堆積しているあたりで女性の登山者二名が下ってきた、ルートミスを心配している様だが、はて?、そう言われてみればそんな気も。取りあえず三人で沢筋を詰めて見ることにして歩き出した。しばらく行くと案内板のある尾根の取り付きとなり、何となくこちらも一安心。
ペースが違うので、ここで別れて先行する。気持ちの良い急登を一登りすると尾根上に出るが、まだまだ時間は余裕なので桐ノ目山を目指して右へ進行。明確な尾根の道も傾斜を増してくると山頂も近い。13時30分、桐ノ目山山頂(711b)。樹林で展望は無いが一休み。切り開きが反対方向に下っていたがここでストップ。
来た道を引き返し、オボコンベ山方向へ下り出す。気持ちの良い林の中の尾根道を辿ると、目の前に大きな岩が現れた、マンモス岩だ。オボコンベの山頂も見える。写真を撮り、眺めを楽しんだりしてからオボコンベ山山頂へ、14時10分。
山頂付近で先程の登山者と再会。急ぐ事も無いので、オボコンベの山頂で三人でゆっくりお茶を飲み雑談など、と言ってもほとんど丸腰のわたくしはご馳走になるばかり。仙台の方たちで、やはり付近の情報等は詳しい様子でした。
下り始めは急下降が続くが、直に緩い傾斜の尾根歩きになると道も林道跡を歩くようになる。順調に高度を下げ、再度本砂金川を渡ると林道に出合う、15時40分。後は林道をゆっくりとと歩き、福島と仙台の三人は山の雑談等を交わしながら出発地点へと戻った。
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