０４１００２　大嵓尾根より飯豊山

2004年　山歩きの記録
yamayama.s.

　１０月２日　大嵓尾根より飯豊山

桧山沢とくさいぐら尾根

くさいぐら尾根

休場の峰から宝珠山方向

宝珠山方向②

休場の峰が遠くに見えるが宝珠山もまだ先

宝珠山？

なんとか撮った記念の一枚

【日程】　１０月２日　晴れ/曇り
【山域】　飯豊連峰　飯豊山
【コース】　天狗平→大嵓尾根→本山→大日杉

　今回、知人の企画山行に便乗する形で天狗平から大日杉までをいつもの様に単独で歩いてみた。

　天狗平の駐車場で気持ち良く仮眠を取り林道のゲート前から歩き出す、５時２５分。林道歩きも少し靴に違和感がある。随分前に岩の縦走用に取り寄せた登山靴だが条件等に恵まれずほとんど使用していなかった。サイズが小さめな事もあり足裏が変に緊張する。

　水量の豊富な桧山沢に架かる吊橋を渡り大嵓尾根へと取り付く。風がありたいして汗もかかず順調に登行、くさいぐら尾根と桧山沢の眺めが素晴らしい。７時３０分、休場の峰。朝食を兼ねて長めに休憩、主稜線上は雲がかかり風も強そうだ。山頂が尖ってる宝珠山を見てるとムラムラとやる気が湧いてくる。

　これより先はアップダウンの多い尾根歩きが続く、巻いたり直登しながら進行。宝珠山付近より強風とガスで視界も悪くなる。いくつかのピークを越していくがどこが山頂だか判らないままに通過、過去三回一度も視界があった時が無い宝珠山。桧山沢側は真っ白だが本山に突き上げる大岩沢の眺めはマズマズ。

　宝珠山を通過し、後は本山山頂へと最後の登りを残すのみだが風に煽られ千鳥足の登行がつらい。やっとの思いで着いた山頂も強風で記念写真どころではなかった、１０時３５分。文字の消えた標柱だけ撮影してすぐに本山小屋へと歩き出す。

　視界が無いせいか小屋に着くまでが長く感じる。不安になったころ工事中の小屋に着き中で休むが結構寒い。御秘所付近から風も弱くなり歩きやすくなった、周りの紅葉もマズマズの眺め。１２時、切合小屋。日差しもあり暖かい小屋の前でゆっくりする。小屋泊まりの登山者が多いようだ。

　小沢の美味しい水を飲んで地蔵岳へと歩き出してすぐ、やたらと大きなザックを背負った「大きな足」の企画山行のグループと遭遇し雑談ターイム。後は地蔵岳を通過すると下るのみだが、今だ傷跡の残る右ひざに不安を抱える。長之助清水で冷たい水を充分に頂きゆっくり休憩。最後に足が痛くなる頃ようやく大日杉に下山、１４時４５分。


温身平で	小国方向

宝珠山付近で	御秘所
宝珠山付近までは撮影可だった

草履塚	いい天気の切合小屋で

御坪方向	大日杉へ下山