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 2004年 山歩きの記録
yamayama.s.
 8月5日 蔵王連峰 不忘山

山頂です

南屏風より不忘山

分岐より見た水引き入道山

絶好の休み場の渡渉点で、沢はこの先小滝が続く

 天気予報に反して山はなんと快晴、夏山の尾根を大汗をかきながら歩いて来たのでした。白石スキー場をスタートして不忘山から南屏風、水引き入道をスキー場に下山する周回コース。

 14時15分スキー場の登山口より出発。暑さもピークを過ぎた頃だろうが徐々に傾斜が増してくると汗が吹き出てくる。このコースは初めてだが登山道は結構踏まれていて人気のあるコースなのだろう。

 道端にはブラックベリー?に似た赤い実が所々にあり味見しながら不忘の碑前を通過。聞いた話だがその昔、アメリカの爆撃機が蔵王越えに失敗してこの地に激突したそうな。

 まだ登山道の無い冬、村の元気な青年がここまで登ってきてゴムやアルミの部品、タイヤまで持っていったようだが流石にタイヤはでかくて無理、だったそうです。

 最新鋭の機内では男女の乗員は全員死亡、顔がパンパンに膨れていて憎らしくて石をぶつけたとか。戦争中ですから。そんな事を思い出しながら通過。ホラ話では無いと思います。が

 15時45分、不忘山。快晴の下、南屏風を通過し水引き入道への分岐を目指す。緑に輝く芝草平の遠望を楽しみながら分岐を右に折れ急斜面を下ると水引き平。水引き入道山頂を踏みゴンゲン沢の渡渉点へと下る。

 下りでもやはり暑い、そこで沢で水浴びする事に決定。17時40分、小さな釜にパンツ一丁で飛び込む。丁度いい水加減でアブも少ない、少し長めに浸かると気分もリフレッシュ。やはり夏は温泉より水風呂です。

 美味しい沢水は少しだけ飲んで大休止。この先は沢沿いの単調なコースだが小さなアップダウンがあり快適ではない。スキー場のゲレンデに出て夕方の白石の街の灯りを見ながら出発地点に戻った、18時50分

 この時期、お昼前後の行動はできれば避けたい鴫原です。 



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