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7月7日 葉山からの大朝日岳往複 | |
中沢峰から葉山方向 前御影森から見た中沢峰 前御影森からの御影森山、奥に微かに大朝日岳 平岩山まであと少し 平岩山から祝瓶山方向 今年初めての大朝日山頂 あ〜ドスコイ 平岩山付近から振り返った大朝日岳 御影森山を目指すが・・・腹減った 途中の水場はオアシス。 シラネアオイが見事 下ノ大沢源頭 |
【日程】 7月7日 天候:晴れ 【山域】 朝日連峰 大朝日岳 【ルート】 葉山→中沢峰→御影森山→大朝日岳を往複 長井市の葉山への登山を計画して地図を広げていたら大朝日岳往複が可能なような気がした。早速に葉山周辺の偵察を兼ねて出かけてみた。 車が車検なので代車で登山口へと急ぐが白兎森林公園の入り口がサッパリ判らない、こんな時はナビが無いと不便。中里側の登山口を見つけ、林道終点まで入り出発準備をする、標識の類は無く怪しい登山口。1時45分予定より遅れて出発。 林道跡と思われる道を石ころを蹴飛ばしながら歩く。オケサ堀に出て現在地を確定、水量豊富な水を飲んで先を急ぐ。幅の広い登山道がこの先も続く、これも朝日軍道の名残だろうか。現代人と違い健脚なご先祖様は長井から大鳥間などは一日で歩いたのだろう、夜間行動は満月の日かなあ、などと想像しながら樹間から見えるお月様をコンパスにして傾斜の無い登山道を山頂へと歩く。 葉山山荘が不意にLEDのライトの中に浮かぶ。予定どうりに神社にお参りと思ったら、賽銭忘れた。3時20分、葉山神社を通過。湿原の横を通り森の中の暗い道を中先峰へと向かう。雪渓を巻き気味に通過して僅かに歩き湿原を横断、月明かりの中の光景は印象的。 中沢峰までの稜線上のコースはあまり踏まれてはいないが特に困難な部分もなく快適に歩けた。朝露に濡れた笹のブラッシングに途中でカッパの下だけ着用、ついでにエネルギーの補給と思ったら無い、パンとおにぎりが。理由はあったがこの先腹ペコは厳しいッス。在庫はウィダ−イン×3個と飴一袋それとと腰付近の脂肪が少々、この際全部燃やしてしまいましょうか。 利用できそうな水場を確認しつつ熊の糞が目につく道を歩いて中沢峰へ着、5時50分。飴と水を補給しながら遠くに見える御影森山を確認。中沢峰から御影森山間の道はは部分的にコースが不鮮明で下草や折れた枝が散乱して歩き難い。前御影森山から見る御影森山は立派でまだだいぶ距離感があると思っていたら案外と早く御影森山に着く、7時20分。 霞んで見える大朝日岳が大きく高く見える、振り返れば山並みの奥の葉山は特徴が無く判然としない。平岩山を目指し山頂から下り始めて間もなく、岩場の上に居たイヌワシとばったり、瞬間空間に飛び出し滑空していった。一瞬だったが鋭い目と足の爪、黒い翼の鮮やかな模様は忘れられない程のインパクト。鳥の知識が無く大型の猛禽類だった事しか判らないが朝の夫婦タイムを邪魔してしまったのは確実。 緩やかな稜線は展望を楽しみながらオーバーペースと体力の消耗に気をつけながら歩く。8時50分、平岩山。高曇りのせいか遠望は利かないが日差しはきつい。充分に休み、本日の最高峰大朝日岳へと向かい静かに歩き出す。最後の急登をこなし大朝日の山頂へ、10時20分。 ハエの多い山頂では写真だけとり平岩山の休憩ポイントへと下る。平岩山で休んでいると気温が高い、簡易温度計は33度を越えていた。この先下るにつれ益々気温は上がるばかり。八形峰の先の水場で補給の為に水場に下るがまだ雪渓が残っている。なんとか水量の少ない融雪水を得て一息、少し汚れていたが構わずがぶ飲み。水筒は半分だけにして置く。 13時、やたらと暑い御影森山で5分休憩。足元に注意しつつ下るが前御影森周辺は気持ちの良いところ、登山道を除けば。14時45分、中沢峰。飴をなめても空腹感は収まらない、半分だけ残して置いた最後のウィダーインを呑む。 中沢峰の先の鞍部で水場に下るが水流が細く、少し手間取りながらも水筒に半分だけ補充。アブが出てきたのでミントスプレーをズボンのポッケに待機。単調な稜線歩きをこなし、葉山神社に着いたのは17時10分。 シャリバテなのか疲労なのかペースは下がるばかりだ、最後の下りに休憩を挟んでシズシズと歩き出す。オケサ堀でタップリ水を飲んでリフレッシュ。そうだ、自宅の冷蔵庫の中に冷えたスイカがあったなあ、待ってろよー今行くぞー。18時50分、予定通り計画より遅れて出発地点に戻る。 御影森山頂とトンボの群れ 焼野平付近の登山道 謎の猛禽類の羽 |
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