< 飯豊の日帰り登山 天狗平より湯の平温泉往復/8月30日>
停滞する前線に予定していた沢歩きを諦め、時期的に少し早いがおういんの尾根のトレースと温泉を求めて、天狗平の登山口から北股岳を越えて湯の平温泉を目指した。 0時35分、雨の降る中ゲート前の駐車場より出発して梶川尾根の急登に取り付く。視界が悪いことも有りゆっくりとしたペースで高度を上げてゆく。暫く登ると登山道脇に花束が添えられてあったが何かあったのだろうか。 ヘッデンの照度が暗い、間違って古い電池を入れてしまったようだ、MICROに替えてLEDタイプの予備のヘッデンを出す。初使用だが明るくて見やすく歩行ペースも上がる。五郎清水付近より雨は上がるがガスと風が出てくる。 4時、扇ノ地紙。主稜線上は真っ白で視界がない、時々登山道を外しながらのスローペースで門内岳を目指す。門内小屋のテン場で方向を失い水場に下る踏み跡に入りミスコースに気が付く。門内小屋を通過すると次第に周囲も明るくなってくる。 5時20分、北俣岳。予定より遅れているが、湯の平の温泉を求めておういんの尾根下りだす。下るにつれてガスもとれ視界も利くようになる。 登山道は刈り払いをした跡があり歩き易いが、次第にヌカカが集まりだしたので立ち止まる事無く下りつづける。中峰で水場へと下る道に入るが水取りも大変そうな雰囲気だ。登山道横の草地の中にも細い水流があった。 この先のブナ林に入るとヌカカもいつの間にか消えてホッとする。 7時10分、滝見場。飯豊川の深い谷筋と残雪、周囲のスラブと圧倒的な水量の不動滝、スノーブリッジの連続する大日沢が事に印象的だが、まさに高みの見物と言ったところか。 この先緩いアップダウンが続く尾根歩きが長い。鳥居峰からようやく尾根末端となって30分程急坂を下ると湯の平温泉に到着する、9時10分。 飯豊川に少し下って露天風呂に直行、誰も居ない湯船に浸かりビールを冷やす。気分は最高で飯豊川の眺めを肴に一杯やる、来てイガッタア。 待望の露天風呂 入浴中 9時50分、名残は惜しいが早めに往路を戻ることにして登山道に取り付く。登山口には加治川ダムへの林道は崩壊して通行止めと掲示してあった。 10時30分、鳥居峰。屈曲する尾根のはるか先に北股岳の頭が見える。15時までに北股岳を通過出来ない時は石転び沢を下ろうか、などと考えながら先を急ぐ。 12時50分、中峰を通過。北股川や洗濯沢の地形を確認しているとまたヌカカが集まってきた。 14時25分、北股岳山頂。時間に余裕が有るので丸森尾根経由で下山することにする。人気のない登山道を地神山へと歩くが思ったより時間が掛かる。 16時5分、地神北峰。夕焼けを期待していたが少し期待はずれの中、丸森尾根を下る。 18時35分、周囲が暗くなる頃ようやく出発地点に戻る。 おういんの尾根 北股岳方向 おういんの尾根 湯の平方向
停滞する前線に予定していた沢歩きを諦め、時期的に少し早いがおういんの尾根のトレースと温泉を求めて、天狗平の登山口から北股岳を越えて湯の平温泉を目指した。
0時35分、雨の降る中ゲート前の駐車場より出発して梶川尾根の急登に取り付く。視界が悪いことも有りゆっくりとしたペースで高度を上げてゆく。暫く登ると登山道脇に花束が添えられてあったが何かあったのだろうか。 ヘッデンの照度が暗い、間違って古い電池を入れてしまったようだ、MICROに替えてLEDタイプの予備のヘッデンを出す。初使用だが明るくて見やすく歩行ペースも上がる。五郎清水付近より雨は上がるがガスと風が出てくる。 4時、扇ノ地紙。主稜線上は真っ白で視界がない、時々登山道を外しながらのスローペースで門内岳を目指す。門内小屋のテン場で方向を失い水場に下る踏み跡に入りミスコースに気が付く。門内小屋を通過すると次第に周囲も明るくなってくる。 5時20分、北俣岳。予定より遅れているが、湯の平の温泉を求めておういんの尾根下りだす。下るにつれてガスもとれ視界も利くようになる。 登山道は刈り払いをした跡があり歩き易いが、次第にヌカカが集まりだしたので立ち止まる事無く下りつづける。中峰で水場へと下る道に入るが水取りも大変そうな雰囲気だ。登山道横の草地の中にも細い水流があった。 この先のブナ林に入るとヌカカもいつの間にか消えてホッとする。 7時10分、滝見場。飯豊川の深い谷筋と残雪、周囲のスラブと圧倒的な水量の不動滝、スノーブリッジの連続する大日沢が事に印象的だが、まさに高みの見物と言ったところか。 この先緩いアップダウンが続く尾根歩きが長い。鳥居峰からようやく尾根末端となって30分程急坂を下ると湯の平温泉に到着する、9時10分。 飯豊川に少し下って露天風呂に直行、誰も居ない湯船に浸かりビールを冷やす。気分は最高で飯豊川の眺めを肴に一杯やる、来てイガッタア。 待望の露天風呂 入浴中 9時50分、名残は惜しいが早めに往路を戻ることにして登山道に取り付く。登山口には加治川ダムへの林道は崩壊して通行止めと掲示してあった。 10時30分、鳥居峰。屈曲する尾根のはるか先に北股岳の頭が見える。15時までに北股岳を通過出来ない時は石転び沢を下ろうか、などと考えながら先を急ぐ。 12時50分、中峰を通過。北股川や洗濯沢の地形を確認しているとまたヌカカが集まってきた。 14時25分、北股岳山頂。時間に余裕が有るので丸森尾根経由で下山することにする。人気のない登山道を地神山へと歩くが思ったより時間が掛かる。 16時5分、地神北峰。夕焼けを期待していたが少し期待はずれの中、丸森尾根を下る。 18時35分、周囲が暗くなる頃ようやく出発地点に戻る。 おういんの尾根 北股岳方向 おういんの尾根 湯の平方向