甲斐駒ケ岳から鋸岳に延びる山稜は地形図に登山道は記されてはいるが一般の登山コースというには程遠い。時期的には少々遅いが、この魅力的な山稜に登ってみた。
19日
6:50
戸台の登山口よりスタート。快晴の中、戸台の川原を順調に進む。途中で出合った登山者は皆ピッケルに前爪付きのアイゼンで仙丈岳を目指すとの事。自分は軽アイゼンと軽登山靴にバイルの貧弱装備で不安が広がり「無理はしねべえ」と安全第一を心に誓う。
9:30
丹渓山荘前。この付近からルートは不明瞭となり、高巻ルートでミスコースしてロスタイム発生。
11:00
一合目着。コースは沢をはなれて尾根の急登となる。
14:20
六合石室着。石室内にツエルトを張り、軽装で駒ケ岳山頂へ向かうが思ったより遠い。適当な場所で眺望を楽しみ、明日向かう鋸岳の稜線を観察して石室に戻る。
20日
6:30
石室を出発。積雪やルートの状況によっては退却を考える。2〜3日前の踏跡があるがときどき消えるのを確認しながら慎重に稜線を進む。
8:45
第二高点着。これより核心部になる。ピークより尾根を下り草付きを下降大ギャップのガレ沢上に出る。対岸の草付きに上がるとガレ沢の横断点の下は氷化して滑り台になっていた。鹿窓へのルンゼを登り、有名?な鹿窓を抜けると核心部はほぼ終了し第一高点が目の前にあった。
10:15
第一高点着。快晴の中眺望は良く北アルプス北部の山まで確認できた。角兵衛のコルへ下る。
10:40
角兵衛のコル着。角兵衛沢を下るがルートはガラガラの急斜面で下降に苦労する。
11:45
大岩下の岩小屋着。岩小屋の中は水が湧き出していてテントサイトに良さそうだ。稜線上にはビバークできる平地がいくつかあった。
15:00
登山口に戻る。
天候が良く予定タイムより2時間早く下山できた。水は3.5リットル程用意したが1リットル程残した。