昨年の秋2日間の日程で明神岳東稜と奥穂コブ尾根を目指したが、初日に上宮川でルートをミスして明神岳への登頂を断念した。
そして今回奥穂より明神岳主稜縦走を計画し上高地より入山した。
11日
7:30
バスターミナルより出発、天候が不安定なせいか思ったより登山者は少ない。
10:30
奥又白池へのルートである中畠新道の分岐で朝食とする。奥又白谷の源頭部と松高ルンゼが迫力ある。
12:40
屏風のコルより屏風の耳へ着、穂高の各ピークはガスで見えない。屏風の頭は時間的に無理があるのでカットする。
14:10
涸沢で水を補給して穂高岳山荘を目指す。
16:10
穂高岳山荘着。風が冷たく急いでテントを設営する。
主稜線上の天候は悪く明日の明神岳縦走に不安を残す。
12日
4:30
起床。気温は氷点下で夏用シェラフでは少々つらい。
6:30
天候の回復を待つがとりあえず奥穂へのルートに取り付く。20mも登ると岩にエビの尻尾がびっしりとつき強風で体も不安定になる。
悪天の穂高は迫力充分で感動的だが停滞してはいられない。涸沢より北尾根5.6のコル経由で奥又白池へのルートを計画。
ザイテングラードを涸沢へ下り踏跡を5.6のコルへと登る。
9:30
5.6のコル着。天候はまずまずだ、奥又白池へのルートと方向を確認して踏跡を奥又白池へと下る。
四峰正面j壁や前穂東壁を確認し、スキー滑降ルートも偵察しながら10:30奥白又池着。
居心地の良い場所なのでゆっくり休憩してから下山する。
14:30
上高地に着く頃には雨が降りだした。
沢水を利用できたので持ってきた4リットルの水は2リットル近くも残ってしまった。
今回の経験を活かして次回も明神岳へチャレンジしたい。