×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。







トップページ 山スキーの記録 山歩きの記録 ときどき日記 プロフィール
 2014年 山スキーの記録                       yamayama.s.
 1月19日 吾妻連峰 家形山


やっと山頂が見えて来た

コル付近より

家形山より一切経山方向

山頂より大根森と白い斜面

山頂直下 走路の状態

旧あずまスキー場の中間辺り

【日程】 1月19日 天候:曇り
【山域】 吾妻連峰 家形山 (1877b)
【ルート】 スカイライン高湯ゲートより山頂を往複
【装備】  板:K2ダークサイド174 金具:TLTスピード
       シール:ポモカ クライムプログライド 
       靴:TLT5マウンテン
【データ】 下降高度約1150b 移動距離約13.1`
       行動時間5時間45分
       (参考値)グランデコスキー場積雪:200a

 二度寝してやっと起きた日曜日の朝、やる気無くゆっくりと朝食を済ませてからボチボチと出発準備。なんかお爺さん的な山スキーのパターンです。時間も限られているので予定を変更、自宅から良く見える家形山へと出かけてみる事に。昨夜充電したはずのGPSの電池がなぜか満充電になっていない、念のため単三アルカリをポケットに入れて出発。

 9時45分、ゲート前よりシールで歩き出す。直前にスノーモービルの一団がノイズとガスを撒き散らして通過していった。あまりの数の多さに思わず暴走族の三文字が脳裏に浮かんだ。 まずは家形山に意識を集中して歩きに専念です。

 夏道を辿る先行者のツボ足トレースがしっかり有るのでラッセルは無く、歩きは軽快。風があり気温も低めのせいか汗は出ない。車道を横断する辺りまで来ると風は更に強くなり雪の降りも強くなって来た。不動沢登山口からの道が合流する辺りでツボのトレースは車道方向へと折れていた。その先からは細いスキーのトレースが続いている。

 この辺りではまだGPSの出番は無いが、確認の意味もあり取り出してみる。間もなく電池切れの表示の後画面はダウン。アルカリ電池と交換してみるが、風雪気味の天候もあり簡単には行かない作業。外した裏蓋側からの雪の侵入が気になる。

 先行者のスキーの幅が合わないので少々歩き難いが、トレースがあるだけでも有り難い。高度を上げる連れて天候は悪化傾向。夕方には予定があるので日没前には下山したいのだが、目標の変更も視野に先を急ぐ。山鳥山で先行者は旧あずまスキー場方向へと下っていた。この先、KO山荘方向へのトレースは無く雪面はまっさらで、気分良くラッセルに励める状態。

 目標時間が気になるが、雪は次第に深くなり膝上になったり下になったりで足の運びは遅い。14時が折り返しのリミットか。井戸溝を通過すると傾斜が増して来るので体も汗ばんでくる。固いベースの上に新雪が積もっていて底なしのラッセルよりはましだが、太板でも底までは沈む積雪。

 風雪が厳しいので下を見て歩いていたら、いつの間にかKO山荘の分岐は通過していた。ちょっと一息。予定として、硯石からは家形山避難小屋方向へと降り、沢筋を山頂まで詰める予定。尾根に乗ってから間もなく谷側の斜面に入り、トラバース気味に沢筋へと下降。沢筋は想像通りに雪が深くて話にならないので、右岸の樹林帯を遡行。

 吹き抜ける冷たい風は厳しく、薄いフリースを着こむ事にして作業開始。手袋を外したら手が冷えてしまい思ったより時間が掛かってしまった。指先の冷えが尋常ではなく、手袋を予備の物と交換したがそれでも厳しい。判断が遅れてしまって反省。気温は−13度。

 傾斜が増して来ると白いオープンスロープが広がるが、視界は悪く風が強まると視界は無い。雪崩に注意して、灌木の疎林帯に絡むようにジグを切って高度を上げて行く。締ったバーンの上に新雪が吹き溜まった印象で雪は重い。弱層は無く(たぶん)新雪は滑らないと思うが、雪面にストレスを与えない様に注意して静かに夏道方向へと進行。尾根状に上がれば心配は無い。流れる雲が切れて青空が見える時もある。

 13時50分、家形山山頂。風下に移動して滑降準備。周辺の感じでは弱層は無い。詳しく調べている余裕はないのでヤマ勘が頼り。最新の量子力学論は難解だが、人のヤマ勘や虫の知らせ等が量子論で解明できる時がいつか来る‥かも。って仮説です。 前回の失敗もあるので、体重をかけて板を振ってワンターンして雪面をカット、薄いブッシュ帯へ避難。

 雪煙を上げて思ったよりも多量のスラフが流れて行った。見上げると20a弱程の破断面が残っていたので小規模な雪崩と言った方が正解と思われる。走路を下降すると思った以上に雪は固く、板が加速。後は板が沈むと目の前が真っ白になる家形粉を浴びつつ谷底までノンストップラン。この先、傾斜が緩んだ沢沿いの雪は深く板は沈んでしまう。

 沢から離れて早目に往路の尾根に取り付く事に。推進と歩きでなるべく高度を下げないように移動していくと、思ったよりもスムーズにツアーコースのある尾根に乗る事ができた。登りのトレースは既に消えたり半分埋もれたりしていた。KO山荘の分岐の先まで推進と歩きで通過、ようやく傾斜が出てくると板は走る。

 井戸溝を通過すると次第に傾斜は無くなり、軽い下りラッセル状態。シールを出すか迷うが、カニと推進で粘ってみる。次第に風は弱まり雪も少しづつ浅くなり順調に移動。山鳥山からは廃スキー場方向へと下る。ゲレンデ跡に出て振り返ると稜線方向は流れる雲に隠れ、眼下に広がる福島市も雲に隠れて今は見えない。風雪気味になって来たので休まずに下り出す。

 モービル族が荒らした雪面を避ける様に滑ると風に後押しされて気持ち良く加速。スキーのシュプールもあるがゲレンデは広いのでフラットな雪面も充分ある。ゲレンデに密生していた灌木は一部通りやすい様に伐採されていてスムーズ。バニーハットの裏手から湯花沢ゲレを下り、カーブから車道に上がった。

 後は推進で流して出発地点へ。出発地点戻り、15時30分