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 2013年 山スキーの記録                       yamayama.s.
 12月31日 吾妻連峰 家形山

ゲートが出ている

山頂は目前 雪質は様々

エントリーポイントより大根森方向

命懸けで営業中 分岐で

井戸溝 通過に問題は無い

元ゲレの状態が良い付近 ミドルターンが快適

【日程】 12月31日 天候:曇り
【山域】 吾妻連峰 家形山 (1877b)
【ルート】 高湯側スカイライン除雪終了地点より山頂往複
【装備】  板:K2ダークサイド174 金具:TLTスピード
       シール:ポモカ クライムプログライド 
       靴:TLT5マウンテン
【データ】 下降高度約1080b 移動距離約13.3`
       行動時間5時間
       (参考値)天元台スキー場積雪:280a

 11時10分、スカイラインのゲート前よりシールで歩き出す。除雪終了地点には車が一台停まっているのみだが、雪面にはしっかりと太いトレースがあった。古いトレースには浅く新雪が積もっていいるがラッセルと言う程では無い。前に来た時より積雪は増えていなかったが新雪の下の雪は締まっていて歩きやすい。

 気温は0度で時折り青空が見え、流れる汗が目に染みる。春山のような吾妻山。出発時間が遅いので山鳥山辺りがリミットと想定していたが、もう少し先まで足を伸ばせる感触。15時辺りを引き返す目途にしてみよう。

 車道を横断してから夏道は深く掘れた箇所が出て来るが、概ね雪に埋まり下枝も邪魔にならずに快適に進行。賽の河原まで来ると傾斜は無くなり汗も引く。トレースは時おり無くなる時もあるが新雪はまだ浅いのでラッセルは深くない。樹林の奥に小動物の姿がチラリと見える時もある。

 井戸溝に架かる橋はスキーで容易に渡れる。この辺りでも新雪深はあまり変わらず山スキー的には楽。あまりに順調なのも気味が悪い。KO山荘の分岐が近くなると傾斜は増して来てペースも落ちる。管理人が付けたトレースに出合い間もなくでKO山荘分岐が見えてきた、13時10分

 順調だが疲労感が出てきたので少し先でお茶休憩。先の状況は不明だが、このペースだと家形山までは何とか行けそうだ。この先トレースは無くなり、浅いラッセルで五色のコルを経由して家形を目指す。基本尾根通しのラインで行ってみるが、締まったモナカ雪の上に新雪がのっているせいか急な斜面ではシールが後退する。ポモカ(ミックス)はアセンション(ナイロン)のシールよりはグリップが一段落ちる印象だが、ポモカは滑りの良いシールだけにグリップは相場通りかも知れない。アセンションが強力すぎる。

 灌木が目立つ急斜面の登りに手間取り、時間が気になる状況。どちらにルートを取っても大差は無いと思うが。大根のピークを通過して先を急ぐ。大根の雪付きの悪いピークには浅く雪が積もっていた。次の小ピークを越せば家形は目前、しかし雲に隠れてその姿は見えない現状。

 五色のコル付近も大部分が白くなっていたが、ワンポイントで板を小脇に抱えて通過。あと一登り。雪質を見ながら大きくジグを切って高度を稼いで行く。一面白い斜面だが板が流れる程に突然固くなったり深くなったりと雪質が変化する時もある。東斜面も大よその雪質は想像できる。ケルンが積まれた先のエントリー適地で滑降準備、14時40分

 念のため雪質を簡単に見てから飛び込んでみる。足元が落ち込んでいるので加速を付けるには好都合。一気に行きたい。雪は深く重かった。久々の斜面なので気が引けたのかターンの深周りで表面の新雪が流れだして一瞬の雪煙、タイミング悪く谷足に荷重が偏りバランスを崩してしまった。二回転して止まり背中を丸めて衝撃を待ったが、多量のスラフがサラサラと流れるのみ。

 ちと覚悟が不足したか、勿論家形を甘く見ていた所もある。まあ、失敗談です。雪だるまのままに立ち上がり、気を取り直して滑り出す。雪は少し重いが、まったりとしたターンが心地よい。下部は灌木が目立つので早目に右岸側に行ったが沢芯でも問題は無かった。傾斜が緩んできてからは高度をなるべく下げない様、尾根を巻く感じで時折り歩きを交えて移動。

 雪質もあり、結局シールを出すことも無く往路の尾根に乗る事ができた。このルートでシール無しで尾根に乗れたのは初めて。この様に全てが順調な山スキーもある物だなと、そっと山の神アッラーに手を合わせて感謝‥。後はトレースにのって快速で下降。KO山荘への分岐を見送れば板が走り出す好斜面。井戸溝を通過して間もなく板は止まり、推進と歩きが入るが当然シールは要らない。

 旧あずまスキー場への分岐にシュプールは無かったが、樹林の中に入ると微かなシュプールを見る時もある。積雪は増えているので、コンパスで方向を確認すれば進路に問題は無い。旧ゲレンデに出る、15時45分

 灌木が勢力を増していても樹林帯の中を滑るよりは快適な斜面。気分よく滑っていたら湯花沢ゲレへの分岐を通過してしまった。巻き上がる様に復帰出来たが、うっかりしていた。このコースはガタガタリフトに乗って何度か利用した事がある。コース幅は狭いながら温泉まで滑り込めるのが魅力だった、空いていたし。遠い思い出。

 ヘアピンカーブから車道に出る所まで赤布が下がっていたのには複雑な感じ。皆考える事は同じなのだろう。車道にもトレースがあり、軽い推進で板を滑らせて出発地点へ戻った、16時10分