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 2013年 山歩きの記録                        yamayama.s.
 10月27日 大川峠より男鹿岳 (1777b)          

車はここまで

林道の終点 右手に山頂への踏み跡あり

栗石山付近より男鹿岳山頂方向

男鹿岳山頂より那須連山

男鹿岳山頂

【日程】 10月27日 天候:曇り
【山域】 男鹿山塊 男鹿岳
【ルート】 登山口より往復
【行動時間】 7時間25分 累積標高差約1050b
        移動距離約19`

 南会津町中ノ原地区から林道の車止めまでが思ったより長い移動だった。情報通りに橋を渡った所にバリケードがあり車はここまで。上空の雲の流れは速く天候は小雨模様なのでカッパを着て出発準備。

 8時35分、歩き出す。苔むしたアスファルトの道を進むと間もなく砂利道になるが、歩きやすい道のり。時おり青空が見える時もある。山腹の紅葉が見頃で写真を撮ったり眺めたりしつつ川沿いの道を進行。次第に林道は荒れ気味になり、落石や土砂崩れが幾つかあり草や灌木が茂る所もある。男鹿岳へは以前から山スキーで考えていたのだが、腰が重い感じで今回の山行になってしまった。

 求愛と思われる鹿の鳴き声が聞こえ、男鹿沢橋付近では複数の鹿と遭遇。さすがに逃げ足は速いのだが藪の中から白いお尻が丸見え、頭隠してケツは隠さずか。山名からして鹿が多い地域なのだなと、気が付く。県境の山にありがちだが、栃木と会津では山名の読みが違うのも興味深い。

 単調な石ころだらけの道をふらふらと歩く。昨晩は調べものに夢中になってほとんど寝て無いせいか眠くてしょうがない。目の焦点が全然合わないし、何か気持ちも悪い。少し休もう

 道が水平になって間もなく通行止めの表示があり、その先は草むらに覆われていた。右手に、赤いテープが下がる尾根沿いの踏み跡が男鹿岳方向へと伸びている。10時50分、大川峠の尾根取り付き。

 思ったよりも踏まれてはいるのだが、背丈程の笹の勢力が強くて歩きやすくは無い傾向。登るに連れて笹の背も低くなるだろうと思ってはいたのだが、残念なことに山頂まで笹に悩まされる事に。目印のテープがあり、踏み跡が不鮮明になっても迷う事は無い。樹林と笹の県境沿いの尾根上でも西風が冷たく、カッパを着ていても汗は出ない。

 濡れた笹を踏むと滑るので笹をつかむ両手にも力が入る。ピークらしい雰囲気となって間もなく栗石山の山名板があった。樹林の奥に見える男鹿岳は思ったより遠い印象。この先から踏み跡は薄くなり笹薮も手強い。残雪期の登山者が多いと考えれば頷ける。途中の窪地を横切る箇所で踏み跡を外したが、外しても大差は無いしそのうちにまた出合うと思うのでそのまま藪へと進行。

 涸れ沢を辿ると詰の所で倒木があり、沢形から抜け出すとまた似たような涸れ沢があった。目印があるのでこちらがルートのようだ。涸れ沢を抜けるとまた笹薮で、踏み跡は薄くルートも不鮮明で進行は更に遅く。ピークは近いが木々の背は高く、樺の枝には霧氷が付いていた。傾斜が落ちて間もなくで男鹿岳の山頂、12時50分

 那須連山が大きく見えるが、他の展望は得られない。南へ伸びる踏み跡を辿ってみるが時間も遅れているので往路を戻る事に。下ってみると、登りでは見えなかった目印も確認できるし踏み跡も判りやすい。割と順調な下降路でも足元は滑るので慎重に。

 栗石山を通過すれば更に歩きやすい道のり。注意していたが、また前回の様に枯れた木の根にスリップして転倒、瞬間に枯れ枝で口と顎を切ってしまった。出血したのに気が付いたのは自宅に戻ってからだった。長く感じる下りで、ようやく林道に到着。

 林道を眺めの良い所まで下って一休み。また眠くなりそうな気配。緩い林道の下りでも、登りよりは足取りが軽いのが救い。なぜか鹿にも鳥にも誰にも合わない帰り道、静かだ。橋の銘板を見たら50年程も前の作りで、やがて橋が落ちれば林道を辿るのも難儀な事になるのだろう。16時、出発地点戻り。