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 2013年 山歩きの記録                        yamayama.s.
 9月29日 吾妻連峰 ラクダ山と一切経山 (1974b)          

スカイライン取り付きより涸沢を詰める

一切経山よりラクダ方向

一切経山より吾妻小富士

五色沼

一切経のピーク

ラクダ付近より吾妻小富士と高山

【日程】 9月29日 天候:晴れ
【山域】 一切経山
【ルート】 スカイライン→ラクダ山→一切経山→ラクダ山 戻り
【行動時間】 3時間20分 累積標高差約660b
        移動距離約5.5`

 東吾妻と駕篭山稲荷方面を予定していたのだが、見上げる稜線付近は雲に隠れていて視界は良くなかった。この条件であればスカイラインの取り付きポイントよりラクダ山を目指し、一切経山を往復するのには好都合に思えた。人目を避けたい心理がある

 無料になったスカイラインに入ってからの思いつきなので、事前の準備は無い。スカイラインからの取り付き予定ポイントを見逃してしまい、ずっと先の浄土平まで行ってUターン。ポイントの少し先の空きスペースに車を停めて出発準備。

 13時10分、歩き出す。車道を少し歩くと涸沢があり、ここがラクダへの取り付きとなる。2010年に賽河原よりラクダ山を経て一切経山へと歩いた事がある。その時は灌木繁る藪に悩まされたのだが、今回は行程の大幅なショートカットとなり藪の問題もある程度はクリアできそうでその点は気楽なのだが、そうなるとチト物足りない気分も湧いてくる。

 谷は開けているが、両岸はザレた斜面ともろい露岩に囲まれた沢筋。次第にりゴルジュ状の気配となり、妖しい雰囲気が素敵。水流で掘れて屈曲する沢の先には5b程の枯滝があった。越せそうに見えるが、取り付くと思ったより脆い岩質に緊張する。早めに尾根を目指しても良いが、あえて沢を詰めて見る。

 次の滝は立った堰堤の様な10b滝。水流で掘れた横のガリー状より越してみるが、浮石が多いので見た目以上に悪かった。時間を掛けて滝型の上に出ると、今度は傾斜のあるザレとボロ岩の二者択一のコース。掴むと転げ落ちる浮石ばかりのザレはギャンブル的で最後の一手が出ずに諦め、少し戻ってからボロ岩より上へと抜ける。久々の悪場に緊張で息が上がる。

 傾斜のあるザレを斜上気味にしばらく行くと尾根上に出る。視界が無いのでGPSで方向を確認して進行。所々に赤布があり岩には矢印が書いてあった。この廃コースを歩く登山者はある程度地図が読め、装備にGPS等を持つレベルだと思われるので、目印を付けるのも考え物。気楽になる分、楽しみも半減です。

 尾根には複数の足跡があり、思いの外に利用されている模様。明瞭な尾根を辿り、岩に囲まれたピークに出る。ここがラクダ山のピークの様だ。展望は無いので下り始めると間もなく雲が切れ、青空の下に目指す一切経山方向の視界が得られた。やはり雲は無い方がありがたい。足場の不安定な痩せた尾根を通過して鞍部へ。

 その先の尾根には灌木帯が広がっていて道は無い。前回は中途半端に右手から巻いて藪にはまったので今回は左の沢をルートにしてみる。地元の山岳会が歩いている様なので問題は無いだろうが、今日は思いつきの山行なので自分の判断も大事。

 沢方向へと下り気味に巻いて行くが、何時の間にか足跡も目印も見当たらない。二俣上の涸沢に降りて上を目指す事に。意外と安定して歩きやすく滝も無い。沢が斜面に消える辺りで右手に露岩が見えたので、そちらに向かってみる。沢形を出て尾根に出ると、その先にまた灌木帯が。

 良く見るとまた例の赤布が下がっていて、道が切り開かれていた。少し進むと道は終わり、更に藪を漕ぐとあっけなく灌木帯から抜け出した。後は藪も無くなり、上を目指せばピークに至りそうな気配。次第に傾斜が無くなると山頂は間もなくの雰囲気。雲海が眼下に広がり、青空との境には蔵王や朝日の山並みを確認でき、気分は爽快。

 15時、一切経山頂。五色沼の方に少し下り写真休憩。時間的に誰も居ないと思っていたら数名の登山者が休んでいた。GPSを片手に往路を下り出す。広い斜面も目指すラクダ山が正面に見えるのでペースは良い。携帯とカメラと両方で写真を撮るので、少し良いポイントへ移動したりと寄り道。藪のポイントには目印は無いが直ぐにわかった。

 藪を抜けてから涸沢へと降りる予定も露岩沿いに赤布が打ってあるので様子見を兼ねて尾根を下る事に。足早に下って行くと、足跡は藪の前で途切れていて赤布も見当たらない。GPSを見ると100b程の藪漕ぎになりそう。下り藪漕ぎは登りよりはるかに楽なはず。始めはそうでも無かったものの進むにつれ、上に伸びずに横に広がる松やツルに地面に足が付かない状態に。

 もしかすると道が有るのかと思ったが、低灌木帯の中を切り開くのは容易では無いと思える。沢を下るのが無難な選択だろう。不意に藪が膝下程の高さになり、間もなく灌木帯から抜け出す。後は歩きやすい尾根のコース。ラクダのピークで一息ついて下り出すと再度雲の中。傾いた陽射しのせいかブロッケン現象が見られる。

 尾根を下り続けて廃道が鞍部を越す辺りから涸沢へと下ってみる。岩屑に足を取られるので登りには適さない。沢床に降りて間もなく車道に出合う。後は舗装路を歩いて出発地点へと戻った、16時30分