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 2012年 山歩きの記録                        yamayama.s.
 7月16日 男鹿山塊 日留賀岳 (1849b)          

駐車場のある民家前より高原山方向

奥にある登山口

日留賀岳山頂より女峰山方向

日留賀岳山頂より高原山方向

【日程】 7月16日 天候:晴れ
【山域】 男鹿山塊 日留賀岳 (1849b)
【ルート】 登山口より山頂往復
【行動時間】 5時間10分 標高差約1200b
        移動距離約14.5`

 栃木の高原山に行ってみようと地図を見ていたら、対岸にある日留賀岳が気になってきた。山名は知っていたが登山道があるのは知らなかった。ネットで大まかに情報を収集して作戦を練る。気がかりなのは、体調の不調もあり一月程山には入っていない事。

 日留賀岳登山口の案内板もあり比較的スムーズに登山口のある民家前に到着。個人の駐車場と言う事もあり、軽く挨拶をしてから歩き出す、6時5分。民家の裏手の方が登山口となる。鳥居をくぐり、里山のような風情の道を静かに歩いて行く。朝露に濡れた落ち葉が湿っぽい。

 人の踏み跡か獣のものか判別のつかない踏み跡が時おり見られるが、迷う程では無い。鉄塔下を通過すると林道に出合う。林道にはゲートでもあるのか、轍も無くあまり利用はされて無い模様。単調な林道歩きが意外と長い。再度登山道に入ると樹林が強い日差しを遮ってくれる。それでも気温と湿度は高いので汗は止まらない。

 比津羅山をほぼ水平に巻いて行き、緩い鞍部に出ると長い巻道も終了。付近は密生した木々の背が高いせいか林床の藪が無く、すっきりとしている。笹もあるが背は低い。沢筋へと進み、次第に道の勾配が増して来てようやく尾根上へ。

 久しぶりの山歩きなのでペース配分に注意して休憩も多めに入れる歩き。今まで少し緩めだった山ズボンだが、今日はチトきつめに感じる。傾斜が無くなり緩いアップダウンが続くようになる。姿は見えないが、猿らしき物が下流方向に逃げる気配、子犬のような鳴き声を発するのでこちらも真似をしてみる。猿まね

 木々の背が低くなると笹や灌木も増えてくる。山頂は近い雰囲気だが中々姿は見えず。9時5分、日留賀岳山頂。思ったよりも広い山頂からの展望は良かった。目の前の高原山から日光の山々、北方の鹿又岳の先には那須の山々の頭が見え、評判の悪い塩那道路も近くに見える。関東平野は雲海に沈む

 後は下るのみ。体重が増えているので慎重を期し、ここで食事をとってまったり山頂ランチタイム。日差しも強いのでボチボチと下り出す事にしよう。下ってみると意外と急な道だった事に気が付く。高原山が目前に大きい。後発の登山者が数名。夏は避けて新緑か紅葉の時期にまた来てみたい。

 県境にある男鹿山は以前から気になっていた。同じ山塊の日留賀岳を訪れて多少は雰囲気が味わえた気分はある。 ぶらぶらと下って行くと、登山口付近は30度近い気温で下りでも汗が出る。11時15分、出発地点戻り。 冷たいスイカが食べたい‥