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 2011年 山スキーの記録                       yamayama.s.
 2月23日 栗子峠より栗子山

鎌沢700bで沢を諦めて尾根へ

1202b三角ピーク山頂

平坦な栗子山山頂

栗子山より七ッ森と蔵王連峰

栗子山より1202b三角ピークと吾妻連峰

【日程】 2月23日 天候:晴れ
【山域】 奥羽山脈 栗子山 (1216b)
【ルート】 西栗子トンネルより鎌沢を辿り山頂を往複
【装備】  板:BDドリフト166  金具:TLTスピード
      シール:アセンションSTS 靴:スカルパF1
【データ】 登り約800b 移動距離約14`
       行動時間6時間10分

 早朝発で栗子山周辺の沢筋か、状況でその先のピークまでと考えていたが、ゆっくり起きてから朝飯等を作っていたら遅目の時間となってしまった。歩きが主の山域だけに、のんびりムードな気分。

 栗子スキー場向かいの西栗子トンネル駐車ポイントよりシールで歩き出す、8時30分。朝から青空が広がり気温は高いが、沢筋の雪は固く締っていて斜面ではシールが滑る時もある。砂防ダムを越すと平坦な河原の歩きがしばらく続く。一箇所ブリッジの薄い所があったが通過は可能。

 谷が幾分狭くなってくると低いブリッジを利用して右岸左岸と水流の出ている沢を越して行く。枝沢からのデブリが幾つか見られる。前回もっと遅い時期に鎌沢を辿った時は沢床が雪に埋まり滑るにも支障はなかったのだが、一週間程前の雨と春の様な陽気のせいか、今年の沢の状況は良くない印象。

 上流側も所々で水流があり、700b地点で小さく巻いてみるがこの先は少し厳しい雰囲気。強引に沢を詰めると時間がかかりそうなので、作戦変更で左岸の尾根へと転進。雪は固いのでクトーを装着。ブナ混じりの急な斜面に大きくジグを切りながらゆっくりペースで高度を上げる。

 県境尾根方向へとトラバース気味に行けたらと、斜上を試みるが尾根の反対側は藪で無理。広い斜面を詰めて行く。小さな雪庇のある雪稜の歩きになると尾根上のピーク1024bは近い。ピークから振り返ると栗子スキー場が眼下に広がる。前回来たときは夜間で天候も悪かったので初めての山のように感じる。

 鞍部へと固雪に注意しながら下る。周囲には背の低いブナ林が広がり、鎌沢からの登路としては見た目は悪くない。短時間で県境稜線に達する計画は見事にはずれ。この時間では栗子山往複だけで終わりそうな気配。下山予定は遅くても15時がリミット。

 晴れているが風はやや強く冷たい。気温は5度。県境稜線に出ると広い雪原状となるが、シュカブラとブッシュの影響で固いデコボコの雪面歩きが長い。歩きながらの眺めは良好で吾妻連峰から飯豊、蔵王と周囲の山々のパノラマが広がる。標高は低いが東北南部の山々の中心にいる感じ。

 小ピークを越して行き、三角ピーク1202bの鞍部着。ツボでの登りも考えていたが、雪は緩んできているのでシールでピークを目指してみる。西側上部の稜が雪が締りブッシュも無く辿りやすい。11時40分、三角ピークの山頂。

 久し振りの明確なピークで大展望を満喫。滑る楽しみは無いが、展望台としての冬季の栗子山塊は素晴らしい。福島や米沢からも目立つこのピークも、かつてはこちらが栗子山と言われていたようで、いつの間にか地図表記でいくらか高い現在の山頂になってしまったとか。

 一旦鞍部へと下るが、所々に固い雪面があり板が流されるので慎重に滑る下る。ツボで下った方が早かったかも。鞍部からは幅の広い尾根歩きで平坦な山頂の一角に出る。どこが山頂か判らないが、一番高そうな所を山頂として山頂着、12時10分

 高さがほぼ等しい七ッ森が大きい。前回登った半田山は特徴が無く判然としない。等々、辺りを見渡していたら大分時間が経ってしまった。往路を戻ろう。気持ちよくシールを滑らせ再度の鞍部着。クトー装着で三角ピークへと登り返し、下りはツボで下るがかなりズボるのですぐにスキーに切り替え。雪が緩んできている。その先の弟分の三角も北側の雪が固く、慎重に越す。

 見下ろすと、スラブ斜面の全層雪崩が多い気がする。県境稜線を栗子スキー場まで行こうか往路を戻るか迷うが、時間がリミットなので確実な往路を選択。シールで通して尾根1024bピーク。ようやくシールを外して滑降準備。雪庇の上を滑り、その先の鞍部から鎌沢へと下る。沢近くの南斜面は雪が少なく地肌が露出している所もある。枝沢に降りて狭い谷を下ると鎌沢に合流。

 滑らない雪質と歩きに汗が出る。でき立てのデブリが大分せり出してきていた。砂防ダムを越せば最後のひと滑り。出発地点戻り、14時40分