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 2011年 山スキーの記録                       yamayama.s.
 1月24日 吾妻連峰 ヤケノママと若女下り

1900b鞍部より梵天岩方向

梵天岩よりヤケノママへと滑り出す

快適な下りが続く

1500b中津川の河原

上流方向 この付近はのどかな感じ

【日程】 1月24日 天候:晴れ
【山域】 吾妻連峰 西吾妻山 (2035b)
【ルート】 天元台→梵天岩→ヤケノママ→若女下り→戻り
【装備】  板:K2ダークサイド174 金具:TLTスピード
      シール:アセンションSTS 靴:スカルパF1
【データ】 下降高度約1640b 移動距離約14.1`
       行動時間5時間50分

 ヤケノママを訪れるのは昔々に中津川を遡行して以来となる。スキーで中津川を横断する時はすぐ近くまで来てはいるが、ヤケノママを目的にするのは今回が初めて。少し硫黄臭くて蒸気が見える位で、地名程にはこれと言った見所も無い所ではある。

 山岳信仰由来の「焼けの間々」辺りから地名が付き、以前は登山道とともに小屋もあったと人伝えに聞いた事はあった。特別な思い入れ等は無く、以前から何となく冬のヤケノママに行ってみたいとは思っていた。

 朝、天元台のロープウェイ駅に着くと中学のスキー授業の生徒で混雑していて、ロープウェイに乗るのが遅れてしまった。ゴンドラの中も全員女の子と言うのも悪くない気分ではある。余談

 リフトを降りてゲレンデのトップからシールで歩き出す、10時35分。シューを履いた二人組が先行して行ったが、向かう方向が違うのでトレースはあてに出来ない。いつものルート取りで鞍部方向へとトラバース。新雪はたっぷり積ってはいるが、底はしっかりあるのでラッセルは思った程には深く無い。リフトに乗るうちに体はすっかり冷えてしまったのでラッセルに励む。

 鞍部に出ると青空が見えた。梵天岩、11時25分。岩の上で滑降の準備。気温は−13度。雪の下の岩の安定が悪く、少々ジタバタしたり兼用靴のF1の稼動部に雪が詰まったりで、気が付くと思いの他に長居してしまった。滑り出す。雪はパック気味だが浮力のある太板なら気にはならない。まずまず

 吾妻のオープンにしては悪くない雪。やがて傾斜が緩んでくると樹林帯の中の滑りとなり、更に傾斜が無くなると推進と歩きが入ってくる。1800b付近は緩いアップダウンがあり通過に手間取る。再度傾斜が出てきてシラビソの巨木の間を縫うように滑るようなると雪は深くなり雪質も軽くなる。

 滑りに夢中になってルートを外さないよう、GPSを確認しつつヤケノママへと。部分的に開けた急な斜面もあるが、距離が短いのがチトおしい。最後に開けた白い斜面を下ると川床が見えてきた。予定通りか。廃道になった夏道を辿るようなラインで中津川1500b地点へ、12時25分

 風は弱く晴れ間も見える中津川で腰を降ろし、お茶を飲みながらゆっくりする。気温は−5度。夏とあまり変わらない風景が広がっている。ヤケノママの水蒸気は見えない、ポイントがずれたか。風が出てきて小雪が舞い始めたので戻る事にする。往路を戻っても良いが、夏道沿いに上流方向へと辿って見たかったので、しばらく右岸の段丘上を歩いてみる。

 左手の斜面の傾斜が緩んできた辺りから梵天岩方向へと向かってみる。この付近は中津川を横断する時に通過する辺りだ。シールの滑りやすい雪質だが、太板+シールのグリップは強力で緩くジグを切って登って行ける。シラビソの背が低くなり、傾斜が無くなると雪が舞い風も出てきた。

 緩い登りと単調な歩き、視界は100b以下で開けた斜面に出ると辺りは真っ白。梵天岩下の小さな雪庇がある斜面は避けられたが、鞍部から密なモンスター群の中に入ってしまい難儀する。視界があればもっと楽なラインで歩けるのだが。強行突破のツリーホールを甘く見て見事にはまったりする。強風では無いが風は冷たいので行動は迅速にしたい。

 若女下り尾根コース方向へと向かい、やがて林間が広がってきたので滑降準備。15時25分、滑り出す。下るにつれて次第にツリーランを楽しめるようになる。雪は深く軽く尾根を外れると軽く膝上までは潜る雪。楽しんでいると尾根を外しがちで、その修正に時間を取られたりもする。若女平が近くなると緩斜面となり、雪が深いこともあり推進と歩きが入る。

 この雪で板が細いとシールを考えるが、我が太板は何とかシール無しで行けそうだ。問題の若女平を通過すればまた板が走る。やせ尾根も状態は良く、その先の尾根末端まで雪は深く最後まで滑りを楽しめた。16時25分、車道に出て終了。