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 2011年 山スキーの記録                       yamayama.s.
 1月10日 吾妻連峰 高山下り

K2ダークサイド

高山の山頂と反射板

滑降準備中

1250b尾根

夏道沿いに下る 1150b付近

林道終盤の歩きが長い

【日程】 1月10日 天候:曇り
【山域】 吾妻連峰 高山 (1804b)
【ルート】 男沼入り口より山頂往複
【装備】  板:K2ダークサイド174 金具:TLTスピード
      シール:アセンションSTS 靴:スカルパF1
【データ】 下降高度約1140b 移動距離約15.5`
       行動時間6時間30分

 k2の試乗用板のお下がりではあるが、今期新しく購入したファット板ダークサイドの初乗りを兼ね、雪深い会津駒ヶ岳方面での山スキーを考えていた。各地の積雪状況を調べてみると、今の所は近場の吾妻でも豪雪地帯に近い積雪がある雰囲気。当日の天候も冬型が強まり、ラッセル日和の予報が心強い。

 地元の山と言う事もあり当日はすっかり油断してしまい、出発時間が大分遅れてしまった。向かう途中、天候は晴れたり雪が降ったりと落ち着かない。生活道路から深い轍の雪道を男沼入り口まで入ると駐車スペースには車が無い。穴釣りは休みカ

 8時15分、シールで歩き出す。林道ゲートのある不動湯分岐から林道の積雪は深くなる。モナカ雪の上に新雪が20a程積っていてラッセルは浅いが、板の重さとシールの抵抗に歩く足取りは遅め。やはりシールは抵抗の少ないスプリットにしておけばと少し後悔。積雪がこの程度ではファット板のメリットを感じない。

 適当に道をショートカットして進む。時おり微かなスキーのトレースを見る。一時間程で表示の無い登山道入り口を通過、樹林帯の中の道形を辿るようになる。このコースは上部で風に吹かれると一気に体が冷えるので、今回は防寒対策でフリースを一枚多く着込んできた。要因は中間部の緩斜面で体が温まらない等、原因は幾つか考えられる。

 1030b小ピークを過ぎるとブナの交じる森の中の歩きとなる。樹間は広く雪も良いスキー向きの好斜面。雪も次第に深くなるが、この程度ならミッドファットのドリフトの方が軽快に歩けそうだ。1250bで一旦尾根が細くなると風に吹かれる。その先の吹溜りになる急斜面の雪が深いのだが、さすがにパウダー向けの特異な構造の板だけに先端の突破力と踏ん張るテールと粘るシールで問題なく直登できる。

 並みの太板ではこうは行かない。すごいなとも思うがが、まずは性能に対応するパワーが無ければ意味が無いとも思う。現状は、体力的にチトもてあまし気味なデブ板。その先のやや藪気味の緩斜面の歩きが長い。体温が上がらないせいか指先の冷えが厳しい。暖めながら歩くのでペースは遅くなる傾向。

 傾斜が出てくると雪が深くなる。風が強くなり風雪気味だが、時おり青空が見える時もある。新雪は30a以上あり、その下はモナカ雪。軽い抵抗でストックを差すと埋没する。雪質は良く、握っても固まらない。地吹雪で雪が喉に入ると一瞬息が出来ない。よしよし  でも指先ジンジン冷える

 急な登りでは斜上も直登も重いなりに板は安定している。頭上の白い木々の間に反射板が見えると高山の山頂は目前。高山山頂、12時50分。思ったより時間がかかってしまった。西側はさらに風が強く東吾妻も見えない。条件が良ければ反対側に下って遊んでみようかと思っていたが、即決でUターン。ツリーホールで風を避けて滑降準備。気温は−16度程だが体感的にもっと低く感じる。

 シールを剥がす。プレカットのドリフト用のシールと同じメーカーの品なのになぜかより強力な粘着力はいかにもアセンションらしい。初めて滑る板なので様子を見るように滑り出す。テールの張りがあるのでテールを支点に滑るには無理がある。板のセンターで操作が基本で荷重が後に行くと操作性が悪く板が重なったりして宜しくない。ブーツとの相性もあるが、高速系かも。

 雪も良く、スピードに注意すれば快適な滑り。速度に乗るとミズスマシのようで、雪にまみれたい向きには逆に物足りない感じ。樹間は狭いが良い斜面は終わるのも早い。傾斜の落ちた斜面を推進を交えて往路のトレースを辿り下る。歩きで細い尾根を通過すれば次はブナ林の好斜面。

 雪は良く深く快適な林間。センター128_テール144_のダークサイドは登りも下りも体力が必要で、滑りはテクニックよりも思いっきりとエイヤッと振り回すパワーが必携。てな感じで、見た目より硬派な板で、自分にはややオーバークオリティーな印象。数あるk2ファットの中でも見た目の直感でビビッと来たので相性は悪くない

 板の話ばかりになってしまった。林道近くの900b辺りまで高度を下げると雪も重くなってくる。山頂から一時間程で林道に出て雪に隠れた往路のトレースを辿り下る。板は何とか滑るが推進も必要。気温は上がり暑い。最後の林道の緩い登りが長くハの字で歩くと汗が吹き出る。シールの方が早かったか。下りも結構時間がかかった。ようやく出発地点に戻り、14時45分