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 2010年 山歩きの記録                        yamayama.s.
 9月20日 南雁戸山と屏風岳 (1817b)     

八方沢

南雁戸山より蔵王ダム方向

熊野神社

芝草平
屏風岳山頂


お釜
追分の分岐


八方沢源流部

自然園で

【日程】 9月20日 天候:曇り
【山域】 蔵王連峰
【ルート】 蔵王ダム→南雁戸山→熊野岳→屏風岳→追分
       →蔵王ダム
【行動時間】 11時間30分
         累積標高差約2500b 移動距離約38`

 全般に曇りか雨の天気予報の東北地方周辺だが、蔵王付近は曇り空の予報。以前から雁戸山から不忘山までの稜線歩きを考えていた事もあり、今回が良い機会にも思えた。しかし、当日は近場の蔵王と言うこともありすっかり油断してしまい、自宅発がだいぶ遅れてしまった。

 東北道から山形道へ。蔵王方面は朝から曇り空で稜線方向は雲に隠れているが、カッパは持たない事にする。蔵王ダムから雁戸山へと至る道は今回が初で、帰路に予定している稜線の分岐、追分からの道も歩いた事は無く夜間行動にはどうか。ここは無理せずに蔵王最高峰の熊野岳あたりで折り返すのも悪くは無い。後は歩きながら判断する事にして出発準備。

 7時、蔵王ダムより歩き出す。車両通行止めの旧作業道を辿りダム湖を半周程すると、熊野岳へと至る追分への登山道がある。雁戸山へは更に作業道を進む事になるが、登山口を過ぎると道は草に覆われるようになる。その先の分岐から杉の植林帯に入ると間もなく登山道となり、八方沢へと急な斜面を下り始める。

 7時40分、八方沢横断ポイント。思ったよりは水量は少ないが、飛び石伝いに沢を渡るにはどうか。良いポイント探してみるが見つからないので適当な所から渡ってみる。足が少し水に浸かったが通常の登山靴であれば問題は無いレベル。今日の靴は軽量なトレッキングタイプで、ゴアが入ってはいるが防水性はかなり低いタイプ。まっ、価格も安いししかたないか。

 谷筋から抜け出すと傾斜も落ち、歩きやすい森の中の道が続く。地図には道が破線で表記されていて藪道を想定していたが、期待外れの歩きやすい道が続いていた。最近道刈りが実施された模様。広い尾根を越すと道は沢方向へと緩く下る。

 南雁戸沢の沢床は広い涸れ沢となっていた。暫らくは尾根上の快適な歩き。また沢の源流部を横断して小尾根を越すと小沢の中に水場の表示があったが、ここから登山道が合流する稜線までは結構時間がかかる。八方平避難小屋の水場としては遠すぎるようだ。気温は高くは無いが汗が止まらない。

 道の傾斜が落ち、笹と灌木の道を暫らく歩くと県境沿いに伸びる北蔵王縦走路と合流。南雁戸山へと道を折れる。雁戸山への登りは見た目程ではないが、灌木が低いので何となく歩きにくい傾向。9時15分、南雁戸山頂。

 疲れもあり長めの休憩タイム。雲り空で展望は今一つ。眼下の蔵王ダムが案外と近くに見える。目指す熊野岳の稜線は雲の中。天候次第では熊野岳で戻るか、時間的にも余裕は無いし。烏帽子岳方向に八方平避難小屋の赤い屋根が見える。

 往路を下り道が平坦になると間もなく避難小屋の前に出た。一昔前に来た時と変わらない避難小屋。小屋前からはブドウ沢林道へと道が分かれる。以前来たときは草叢の中の道が印象深かったが、今回は道刈りがされていて道はすっきりしていた。それでも、踏み跡からして歩く人が少ない道に変わりは無いようだ。

 樹林の中の単調な歩き。鞍部付近も緩いアップダウンが続き、名号峰への登りかと期待しては裏切られの気分。鞍部から熊野岳への標高差は700bにも満たない程度でも、移動距離は案外とある。

 灌木の背が低くなると間もなく名号峰に着いた、10時55分。ここからの蔵王と雁戸方面の眺めは良い。先客が数人いたので写真だけ撮り熊野岳へと歩き出す。緩い登りが続く。スピードが出る道のせいか時おり低い木の枝に頭が当る。十字路となる追分で一息。夫婦連れと思われるペアが下ってきて少し雑談。条件が良ければ不忘まで行きたいと言ったら驚いていた。

 そんな事を自慢する気は無い、無理と思われる人に自慢げに話す自分がいるとすれば最低な気分となる。それでも、言葉に出してしまえば行ける所までと思ってしまう。見慣れた道を進み、岩と石が転がる様になると山頂も近い雰囲気。道の分岐に出て熊野岳山頂へと進む。

 付近は平で どこが山頂だか見分けは付かない。スキー場や有料道路からの観光客が多く最初は違和感があるが、それもじきになれてしまう。熊野岳山頂、12時5分。付近は霧で視界が悪い。間もなく刈田岳へと緩く下り出す。

 あいにくの天候だが観光客は多い。刈田岳山頂、12時30分。若いカップルが多いようだが、付近はデートコースなのだろうか。屏風方面への下り口が少し判り難い。車道を何度か横断して道路脇の登山口へ。登山道と言うよりはハイキングコースと言った感じの整備された快適な道。すれ違う登山者も多い。

 鞍部となる刈田峠を過ぎると前山への登り。そろそろ疲れが気になり始めてきた、足の運びも今一つ。次のピークの杉ヶ峰を越して芝草平へ。時おり雨粒が落ちて来るし時間も無いので芝草平は素通り。屏風岳で折り返す事にする。少し下った先が屏風岳の山頂、13時50分

 疲れもあり長めに休憩。帰路はこのペースだとダムへの下りで日没になるだろう。体も冷えて来たので下り出す。気温は18度。屏風と熊野岳の標高は同程度なので行きも帰りもイコールだが、疲労の分だけ往路は遅れる、ここはチト頑張るしかないか。刈田峠を過ぎれば後はほぼ登り。

 刈田岳、15時30分。付近は相変わらずの観光客。場違いなオジサンがひたすら先を急ぐの図。お釜付近だけ雲が切れていて写真撮影。熊野岳避難小屋の先の分岐まで来れば後は下る一方。岩混じりの道を下り、灌木の背が高くなると追分も近い。16時30分、追分。

 地図を見るとここからダムまで2時間30分とある。草深い道かと思ったが簡単に道刈りされていて結構歩きやすい。灰色の滑を見せる静かな八方沢源流の沢で給水休憩。道幅があり全般に緩く下る道は古い林道を思わせるようだ。深い森の中は早くも暗くなり始めていて、急ぎ足のせいか時おり木の根につまずいたりする。

 明るい内に下山は無理だし、諦めてゆっくり歩いても良いのだが、つい先を急いでしまう。左に建物が見えた。多分雨量計だと思うが、確認なしで先に進む。足元が見えなくなってきた頃に、林の奥に神社風な屋根が見えた。分岐には鍋倉不動の案内板があった。篭り堂とか。

 山深い場所に不釣合いな建物に思え興味が湧いたが、寄らずに通過。その先で一息ついてからライトを出す。山腹を巻くように真っ直ぐ下る道は歩きやい。木々の間からダムの明りがチラチラと見えると登山口も近い。登山口から往路を戻り蔵王ダムへ。

 18時30分、出発地点戻り。