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 2010年 山歩きの記録                        yamayama.s.
 6月4日 飯豊連峰 飯豊山 (2105b)           

上十五里付近

横峰付近の残雪 奥に吾妻連峰

種蒔山から草履塚と本山 下には切合小屋

大日岳


飯豊山山頂より烏帽子岳方向

【日程】 6月4日 天候:曇り
【山域】 飯豊連峰 飯豊山
【ルート】 御沢より飯豊山往複
【行動時間】 8時間40分
【データ】 単純標高差1560b

 飯豊連峰方面も沢筋であればまだ山スキーは可能だろうが、そろそろ夏山登山を楽しみたい季節でもある。尾根の残雪は少ないであろうの前提で、川入りから大日岳往復の計画で登山口へと向かってみた。

 御沢キャンプ場の駐車場に車を停め、まずは朝飯と水分の補給。本日の山頂付近の天気予報は曇りで最高気温は18度。飲料水を多めにしたのでカッパは車の中に置いて行くこ事にした。大日岳への登りのワンポイント用に軽アイゼンをザックの奥に。

 5時20分、歩き出す。林道を少し歩くと登山口。大きな杉の御神木が四本あり、案内板には樹齢四百年と書かれてある。ブナの巨木と深い森の中の道。道なりに歩くと旧道を辿るようになる。新しい階段状の道よりはこちらの方が歩きやすいかも知れない。

 風は無く、下十五里を通過する頃には汗だく。バンダナを巻いていても汗が目にしみる。先が長いのでペース配分に注意する。中十五里で単独の登山者が休んでいた。道沿いにはショウジョウバカマやイワウチワが咲いてる。登るにつれ、深く掘れた道を残雪が覆うようになり通過に時間を取られる。

 思ったよりも早い残雪の出現にコースタイムが気になる。横峰付近からは雪が続くようになる。思ったより残雪は豊富。水場付近は夏道が一部出ていて旧道を進む。水場の水量は当然豊富。トラバース道だし雪を繋いで鞍部まで行けそうなので、時おり現れる夏道は気にせず進行。

 単独者が下ってきた。本山往複の三国小屋泊まりとか。七森付近の雪庇が悪いと情報を頂く、善意とは思うが先の楽しみが半減するのも事実。鞍部から剣ヶ峰に取り付く辺りから雪は消える。ムラサキヤシオやタムシバが咲く道。岩の良好なフリクションと周囲の眺めを楽しみ進行。

 7時35分、三国小屋。すでに予定タイムはオーバーしているし、この先の行程も時間がかかりそうな気配。さらに種蒔から大日岳にかけては灰色の流れる雲の中。取り合えず小屋の脇で早目の一服。七森にかけての夏道は残雪に隠れている部分が多い感じだが、それ程悪そうにも見えないが。

 雪堤上の歩きも概ねは問題無しで、夏道も結構使える。道沿いにはカタクリが咲き、写真を撮ったり観賞したりしてペースは遅め。サクラが見頃だし沢筋の眺めも良いし、そう急ぐ事も無い雰囲気。次第に風が冷たくなってきた。

 種蒔付近では部分的に急な登り下りはあるものの、雪は緩んでいて問題は無い。本山や地蔵方面の展望が開けるポイントだが、本山付近は風が強そうだ。天候は回復基調でも大日岳方向からは雲が次々と流れ来る。風のおかげで汗は出ない、鼻水は出る。

 切合小屋付近に雪は無い。広い鞍部を通過して傾斜が出てくる辺りから残雪の上を歩くようになる。緩く広い雪渓の歩きは快適でもペースは全然上がらない。小屋番風な単独者が下ってきた。さすがに装備は万全。ピークの少し手前で夏道に上がり山頂へ。草履塚からの下りは夏道を行く。風はさらに冷たく強い。御秘所の岩場を通過。何も考えず、岩に体だけが反応する感じが好き。天然か

 御前坂を風に煽られなが登り、本山小屋を通過。風は冷たく体温は上がらない、気温は6度。軽量化で装備のポイントを絞りすぎたか。大日日帰りは初めてでも無いので、今回は無理せず本山往複とする。9時55分、飯豊山山頂。

 青空も見え、大日岳方面も良く見える。吾妻連峰も微かに稜線を確認できる。一気に下ろうかと思ったが、小屋の中で一休み。小屋の中に入っても体が温まらないのは判っていたが、何となく入ってみた。無人なのに窓に結露が。10時20分、小屋発。御前坂を下り鞍部から草履塚へ。広い雪渓の下りは気持ちよい。

 ここまで来れば風も気にならない。入り口のドアが壊れた切合小屋を通過。種蒔付近の白く広い稜線と下部の新緑の眺めが良い。そう言えば残雪は白く汚れが少ない。三国小屋でまた一休み、付近の花を眺めつつゆっくりタイム。すでに雲は高く主稜線の眺めは良好。

 剣ヶ峰の下りでスキー板をザックに付けた単独者が休んでいた。テレマークの金具かと思ったら、山靴対応の古いジルブレッタの金具とか。初めて見た。年齢は大差は無さそうだが、それだけスキーも着実に進化していると言う事だろうか。

 往路の地蔵山の巻き道は捨て、ピーク経由で古い夏道沿いに歩いてみた。登りは僅かだしこちらの方が歩きやすい。横峰を通過すれば後は夏道の下りが長い。ここまで来ると気温は高く下りでも汗が止まらない。温度差のせいか頭痛がする。

 登山口に戻り、林道を歩くと間もなくキャンプ場着。14時、出発地点に戻り。