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 2010年 山スキーの記録                       yamayama.s.
 2月21日 吾妻連峰 若女下り 

西吾妻山頂方向

小和須知沢と対岸の尾根

若女平のトレースは深い

【日程】 2月21日 天候:晴れ
【山域】 西吾妻山
【ルート】 若女下りツアーコース
【装備】 板:BDリリック163 金具:TLTスピード
      靴:TLT4PROツアーライトテック
【データ】 下降高度約1100b 
       行動時間1時間50分

 前日の帰宅が遅かった事もあり、予定通りの朝寝坊となってしまった。出発前、山形方面は天候が悪いかなと思ったら、意外にも米沢市内は青空が広がり暖かい。今日は日曜日なので天元台の駐車場は混み合っていた。下の方の駐車場から足慣らしに歩こうかと思ったらタイミング良くシャトル便が迎えにきた。厚意に甘えて貸切で乗せて貰う。

 スキー場は風が無く暖かだが、ゲレンデのトップまで来るとさすがに寒く感じる。−8度。10時45分、シールで歩き出す。シューの深いトレースがあったので遠慮なくトレースを利用。いつものルートとは少し違うが、今日は時間が無い。遅くても14時前には下山したい。締まったベースの上に新雪が積っている。下りの緩斜面では板が沈んで止まる感じがする。

 先行していたツボ足ゲレンデスキヤーに追いつく。足跡を見ると底はかなり固いようだ。吾妻ではこれだけ踏み固められたトレースもあまり見ない。稜線も雲はあるが晴れていて風も無く穏やか。短い登りなのにラッセルは無く物足りない気分。梵天岩を通過すると風が冷たかった。周囲の様子見をながら歩いて寄り道したせいか、滑り出しのポイント着は少し遅い。

 11時55分、滑り出す。小和須知沢へと滑り込む予定だったが、沢から尾根への合流ポイントではシール無しではつらそうな雰囲気はある。尾根コースは適度な深さの新雪が快適な事もあり、尾根を下る事にする。若女平の手前から先行のシュプールが交錯するが、傾斜も落ちて来ているのでトレースを利用する事に。若女平も軽い推進でスイスイ通過。

 前日のものと思われるシーュのトレースがあり、これを先行のスキヤー達が利用しているようです。やせ尾根も状態は良く通過はスムーズ。ここまで来ても緩斜面でトレースを外すと板は止まる積雪。結構深い。下りは早いが少し物足りない感はある。尾根末端付近も積雪に助けられて最後まで快適な滑り。

 12時35分、車道に出て終了。