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 2010年 山スキーの記録                       yamayama.s.
 2月6日 吾妻連峰 高山下り 

男沼入り口の駐車スペース



高山の1650b付近

1200b付近 登りトレース

【日程】 2月6日 天候:雪
【山域】 吾妻連峰 高山
【ルート】 男沼入口より高山下りツアーコース
【装備】 板:BDリリック163 金具:TLTスピード
      靴:TLT4PROツアーライトテック
【データ】 下降高度約1000b 
       行動時間9時間40分

 冬型の気圧配置にともない大雪注意報が出ていたが、吾妻連峰の東部に位置する高山なら大きな天候の崩れも無く、深雪滑降を楽しめるように思えた。当日は午前四時前に起床しても自宅発は六時過ぎと、のんびりムード。高山往復なら半日程の行程だし急ぐ事もない。

 不動湯への林道はすでに車が入っている形跡があり、積雪の割にすんなりと男沼の入り口まで入る事ができた。穴釣りに来たと思われる駐車車両が数台あったが、四駆系はともかく軽乗用車まである。

 7時10分、シールで歩き出す。林の中を時おり風が吹き抜けると、樹上に積っていた雪が飛ばされて目の前が真っ白になり、雪玉が大量に落ちてくる。男沼入り口から先は車が入った様子はない。固いベースの上に浅く新雪が積っていて割りと歩きやすい。間もなくゲートを通過、高山登山口を目指して林道を進む。

 全体に積雪は少な目だが、いつもの林道ショートカットは割とスムーズ。二つ目のカットを済ませて林道に出ると積雪(新雪)は明らかに増えていた。登山口からは登山道の道形を辿るようになり単調な林道歩きもようやく終わり。新雪は深くなり、ひざ下程度のラッセルが続く。

 1030b小ピークを巻いた所で一息。カメラを忘れたので携帯電話で対応するが、最近新しく購入して慣れないせいか操作性が良くない。新品に近いのに電池の耐寒性は悪く、電池レベルの低下が早い。前の端末もau製だったが、電池の消耗が早く一日持たなかったな。

 雰囲気の良いブナ林の中の登りとなる。ひざラッセルが続き、板のトップは沈んだまま。スローモーションな足の運びで進行。山頂までは四時間位と踏んでいたが、現状のペースでは難しそう。雪質は重くは無いのだが、深いせいか雪の抵抗感が大きい。

 1250bの尾根を通過すると風が強くなり、樹林帯は時おりホワイトアウト状態で足が止まる。風下に顔を向けて軽い耐風姿勢でやり過ごす。今日は山頂は無理っぽい、早めに引き返そうかとも思う。指先が異常に冷える。ラッセルはひざ上が続く。気温が低いせいか汗は出ない。

 傾斜が出てくると風は弱まる。ひざは雪の中に埋もれるようになる。時間をかければ山頂まで行けない事はないが、深い雪の緩斜面と林道歩きは板が止まればシールになる可能性もある。時間も12時を回っているので、1660b地点で引き返す事にする、12時35分

 気温は−18度。滑り出すと、傾斜はあるのだが雪の抵抗で板が走らずトップが浮いてこない。トレースを辿れば何とか下れる。悪い予感が当ってしまった。細板ならともかく、リリックが深雪で滑らないとは。ひざの前には大量の雪が堆積し、板が止まると抜け出すのに手間がいる。きんと雲に乗った孫悟空みたいなものだ。片足滑りも効果はあるが疲れるし。傾斜が無くなるとトレース上を歩きと推進で進むが、トレースはあらかた雪に埋まり下りラッセル状態。

 1250b尾根は緩い登りがあるので、板を外してツボで歩いてみた。腰ラッセルで息が上がる。ブナ林の中の滑りに期待して板を付けて滑り出すが、板は沈んで止まってしまう。通常なら快速で下れるのだが。歩きと推進で小ピークとの鞍部に降りてからシールを付けてみる。板の先端を上げる動作を入れないと板が沈んでしまうので下りラッセルも厳しい、雪。

 普段使わない筋肉を使うせいか足が疲れる。休み休みのペースで。林道に出ても合い変わらす雪は深い。車の事が気になってきた。ショートカットコースを下ろうとして足元を見たらシールが半分剥がれていたので、ダクトテープで補修作業。まとめてカットして林道へ復帰。林道ゲートを通過すれば駐車地点は近い。16時50分、出発地点に戻り。

 フォレスターは雪に埋もれていたが、無事脱出に成功。林道も車の往来があるせいかスムーズに通過できた。
滑りに来たのにほとんど歩きの下りで、とくに林道は歩きは下りの方が登りよりはるかに時間が掛かっていた。