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 2009年 山スキーの記録                       yamayama.s.
 3月9日 箕輪山と迷沢 

箕輪山 鉄山西尾根1670b付近

船明神山

沢の源流部 飯豊と西吾妻

尾根1350b付近 裏磐梯方向

 鉄山の西面にはスキー向きの尾根と沢が緩く落ち、迷沢コースをはじめ周辺の尾根と沢には人気のあるコースがあると聞く。そこで、迷沢の左岸尾根を下るコースは滑った事が無いので出かけて見ることにした。平均の斜度から考えると、雪の締まる時期が板も走り良いようにも思う。

【日程】 3月9日 天候:晴れ
【山域】 箕輪山 (1728b)
【ルート】 箕輪スキー場→箕輪山→迷沢→戻り
【装備】 板:BDリリック163 金具:TLTスピード
      靴:TLT4PROツアーライトテック
【データ】 滑降高度約800b
       行動時間2時間40分 移動距離約8.5`

 土湯トンネルを出てすぐの駐車場に車を停めて支度をする。ホテル内でAとBリフトのバラ券を購入。料金は以前と違いCリフトのほうがいくらか安いと後から知る。リフトを降りてゲレンデトップからシールで歩き出、9時15分

 固い斜面を慎重に登高。雪面がザラついてくるとフリクションが効いてシールが後退する事も無くなる。今回もクトーを忘れてしまったが、この板にはテレ用のプレートを付けているので、クライムサポートを使わないとクトーがプレートに当り使えない。しかし、クライムサポートを使うと爪の利きが甘くなるのが欠点。割り切るしかないが

 デコボコの斜面をまき気味に登り山頂へ。箕輪山山頂、9時45分。山頂付近は風が一段と冷たい、気温は2度。シールを剥がし南東斜面に移動。沢筋へと滑り込み鉄山周辺で遊んでみようと思ったが、雪面は固くガタガタなので予定変更。鉄山との鞍部へと移動。

 シールで避難小屋下の尾根を目指そうと思ったが、ツボで歩いて見ることにする。ザックにストックをつけ、板を肩に担いで歩く。雪面は締まりフラットで、ズボる事も無く歩きは快適。雪面の状態を見て1670bの緩い尾根上から滑って見る事にする、10時20分

 広い緩斜面の沢源流部の雪は固いが、不快では無い。暫らく沢の中を滑り、沢が深くなり始めた辺りで左岸の尾根に上がってみる。見下ろすと沢は大きく落ち込んでいた。広い尾根は白いスロープが続き、磐梯山に飯豊連峰と、眺めも滑りも良く思った以上に楽しめる。

 板が引っ掛かる雪質なので、斜度に合わせて流しながら下降。ブナ林も雰囲気は良い。雪は次第に緩んでくるが、平坦な所でも板は走る、よしよし。1050bの辺りから木が混んで来たので末端まで降りずに、右手の小沢の方に滑り降りて終了とする。沢中1000b地点、11時

 柔らかな陽射しが心地よく、パンをかじりお茶を飲みゆっくりする。山で食べるパンは美味い(少し高級品)。スキー場まで移動する事にしてシールで歩き出す。尾根に上がると迷沢が意外と深い、ブリッジを渡り対岸へ。尾根上にはシュプールがある所もある。小沢を二つ程越し最後に仏沢の二俣ブリッジを楽しく渡りスキー場のゲレンデに出る。

 後はゲレンデをシールで滑り出発地点へと戻り、11時55分