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 2009年 山スキーの記録                       yamayama.s.
 1月1日 福島県 半田山 (863b)  

登山口付近

山頂は近い

ポケロケ

 吾妻方面の積雪も増え、山スキーに出かけるには充分とも思えるが、右ヒザの不調もあり、今回は様子見を兼ねて半田山へと里山スキーに出かけて見る事にした

【日程】 1月1日 天候:小雪
【山域】 半田山
【ルート】 林道240b付近より山頂を往複
【装備】 ポケロケ165+G3+シール(BD.glidelite)
      靴:スカルパT2
【データ】 滑降高度約600b 移動距離約7`
       行動時間3時間

 自宅から見る吾妻連峰は青空を背景に白い稜線が輝いていたが、これから向かう宮城県境方面は灰色の雲の中だった。まあ、滑る分には雪が降っている方が都合が良いワイ。と、言う事にして自宅発

 北登山口へと至る道を進み、最終の民家前を過ぎた所で車を寄せて停めた。無理をすればもう少し奥まで入れそうだが、リスクもある。スタート準備は完了でシールで歩き出す、9時45分。積雪は10a以上はあるようで、シール歩行には問題ない。古いモービルのトレースを新雪が隠している。

 TLTの歩きに慣れているせいか、久し振りのテレ板での歩きは窮屈な感じ。雪質の重い林道歩きと言う事もあるが。高度を上げるに連れて積雪も徐々に増えて来るのが嬉しい。萬歳楽山登山口の標識を横目に、先に進むと半田山山頂への登山口に出合う。

 林道を離れて松林の斜面をマイペースで登高。ヒザの負担にならない程度のペースを心がける、登りよりも下りが心配です。雪はそう多くは無いので登り下りは登山道に絡むようになるだろう。天候は晴れ間が見えたり雪になったりと忙しい。このコースの最大傾斜付近でもシールの効きは良く、面白い様に直登できるのは板とシールの性能のせいか、G3のシールではこうは行かない。

 傾斜が落ちた雑木林の先に山頂はある。12時10分、半田山の山頂。展望の無い山頂で写真を何枚か撮って滑降(?)の準備。気温は−6度。トレースを拾いながらユルい斜面をユルユルと下る。傾斜が出てきたあたりでターンを開始、やはりテレマークターンはヒザにきつい、痛テッテ。一番楽ちんな、テールを軸にしたアルペンターンで滑る。オールマイティーなポケロケは秀逸な板と再認識

 高度が下がり雪が浅くなると夏道を外せない、板に荷重すると地面が露出するので、やさしく、やさしく荷重です。古いポケロケでも大事に滑る。林道に出ても板の走りは良好。最後は雪が切れ、出発地点の100b程手前で板を脱いだ。気温4度。出発地点に戻り、12時45分