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 2008年 深呼吸                           yamayama.s.
 

 高い山での呼吸や歩きのリズム、現状がベストとも思えず、文章を打ちながら考えてみた。あるいはヨガとか、身近な所に答えはありそうな気もするが、さてさて

 雪渓や沢で冷やしたビールを飲んで昼寝、目が覚めたらボチボチと帰路につく。山歩きを始めた頃に多かった行動パターンですが、日帰り中心にあの山この山と欲張るようになってくると行動半径も広がり、歩きのパターンも変化してくるものです。今ではザックにビールを入れることも無くなり、たまにはゆっくり歩くつもりでいても次第に足早になったりしています。平坦な道で条件が良ければ小走りになったりとか、そうは急ぐ必要は無いのですが。振り返ってみると自分は山スキー大好き人間、日照時間が短く行動のスピードが重要な意味を持つ山スキーの影響はあると思います。気持ちの切り替えの問題もあるかも

 山歩きの場合、基本的に行動時間が長くなるので息が上がらない程度のテンポの良い歩きが基本と認識していますが、もう少し頑張ってその先のピークまで行きたいと計画してしまうのも人情。暗い内に歩き出すとか、スピードを上げるとか、軽量化するとか手段は色々とあり、すべて選択なんてのもありかも。持久力とスピードも含めて問題は体力かなあ、そうは言ってもある程度の高齢世代なので体力のアップは簡単ではない。 無 理 。 無いものねだりは非現実的、もてる現状の力を有効に引き出したい。高度を上げるにつれて酸素が薄くなる事や装備の負担等、山での理想的な呼吸法とは、以前から少し気にしてはいたのですが、考えてみると中々奥の深い問題かもししれません。

 アップダウンの多い尾根はその累計標高差以上に登った感があり、つられて疲労感も強く出る。飯豊の大ー尾根とか、剣岳北方稜線、白馬からの栂海新道なんかも甘く見ていると結構厳しい。そのような尾根歩きで以前から気になることがひとつ、尾根を一旦下ると呼吸は落ち着く、また登り出すと一呼吸おいてから呼吸も荒くなる。血液の酸素濃度を考えると、極端な話、一瞬の無酸素状態になるような感じはあるし、酸素飽和度的にはどうなのだろう。一時的に低酸素状態になり体に負担がかかってしまうのが疲労増大の一因とも考えている。写真取る時とか、息を停めると平地よりは辛いし、スキーのバックル締める時、登山靴の紐を締める時等は息苦しくなったりする。これは体が酸素を必要としているのに、歩みを停めた事により呼吸活動も休んでしまう事があるように思う。

 尾根の概念把握による歩きとともに、山との呼吸のリズムを合わせられれば良いが。歩いてみて疲れも無く、何と無く相性の良い山と言うのもある。酸素飽和度が下がってからでは無く、意識的にコントロールしたい。とも、思う。3000b級の峰のアップダウンはかなりの負担で腹筋?が痛くなる事も。肺の効率の良いポイントとリズムがあると思うが、未だに判らないのは経験が少ないからか。山での呼吸法とは言っても、傾斜や難易度、気候条件や装備、求めるスピードなどにより変化はあるので難しい。深呼吸ばかりも疲れるし、無駄なく心肺能力を有効に使える能力、その辺が今後の課題と言いますか、大きな山ですね。

 健康診断で心拍が弱いと言うか遅い言うか、そのような事を言われる時もあります。ストレスがあれば普通なようですが、リラックスしている時や寝てるときの心拍は自覚的に遅いです。高所で寝泊りしたら、寝てる間に天国逝ってしまいそうな予感はあります。 余談ですが

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