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 2008年 山スキーの記録                       yamayama.s.
 3月29日 会津駒ヶ岳 (2132b)  

アンテナ付近より檜枝岐方向

駒の山頂

源六郎沢1520bより上流方向

雪崩なければスキーパラダイス

 これまでに、会津駒ヶ岳周辺の主な尾根や沢にはトレースを残したが、いまだに気になる尾根や沢筋かあり、その全てをトレースするのは難しいと思う。気になる尾根の一つに、中門岳より大殺山を経て奥只見ダムへと至る細く長い尾根がある。標高の低さと時期を含め、一度は偵察にと以前から気になっていた。今回、その気になる尾根へと偵察に出かけてみたのですが、残念ながら天候等に恵まれずに駒の往復のみに終わってしまった。

【日程】 3月29日 天候:曇り
【山域】 会津駒ヶ岳
【ルート】 登山口→山頂→源六郎沢→戻り
【装備】 板:BDリリック163 金具:TLTスピード
      靴:TLT4PROツアーライトテック
【データ】 滑降高度約1340b 移動距離約10`
       行動時間6時間

 当日の気圧配置は弱い冬型が残り、山頂は曇りの予報。天候の回復を期待して遅い時間に自宅を出発、南会津へと車を走らせた。前日の雪で各峠道には積雪があり、3年目のすり減った冬タイヤが微妙に滑ってしまう。桧枝岐へと至る道路の除雪も遅れ気味だった。登山口前の駐車スペースに車を停める。

 檜枝岐では30a前後の積雪があったようで、今回の計画の変更が必要な雰囲気はある。簡単に朝食を取り出発の準備。関東ナンバーの山スキーヤー2名が先に出発していったので、暫らくはラッセル無しか。二人ともディアミールだ。7時55分、登山口よりシールで歩き出す。

 5分程先行するスノーシューを履いたスキーヤーのトレースが歩き難い。お先に失礼すると、先程のスキーヤーのトレースが伸びていてラッセルは無い。ノーマルルートで沢筋を辿り、林道を通過するとラッセル中の先発のスキーヤーが見えてきた。今回はここで右手の尾根を目指してみる。通常は左なのですが、下りはいつも右からなので。膝付近まで沈む重い雪に進行速度は遅いが、新雪の下の雪が固いのでテールの沈み込みは少ない。

 夏道のある尾根に上がると日差しが出てきた。気温は7度、風は無く暑い。後は山頂まで尾根を辿るのみ。アンテナのある尾根が合わさる付近の雪がかなり深い、雪庇はない。9時5分、アンテナ前。久し振りのシール歩行で疲れたので5分休憩です。稜線方向は流れる灰色の雲の中、今日は大殺山までは行けそうも無い、さて。まずは駒の頭を目指しましょう。

 尾根上は沢筋よりいくらかラッセルが浅いが、相変わらすの単調な重いラッセルが続く。シールにダンゴが付いたので除去作業。そのついでにエネルギー補給作業。休んでいると先程のディアミール組が追いついてきてトップ交代となった。先の行程が気になるのでこちらも間もなく後を追う。歩きの軽さに感動していると直にトップへ追いついてしまった。後ろに付くのも申し訳無いので先行する。

 間合いを取って追って来るのでラッセルにも力が入る、単独の時のマイペースとは違う。森林限界付近で微かに声がしたので振り返ると、ディアミールのペアが手を振っていた、ここで引き返すようです。風は強まり視界は無い、雪の粒が飛んでくる。雪はクラストしているが、踏み込むと結構沈む。ストックで探ると1bの新雪の下に固い雪の層がある。GPSを見ながら目の前の地形を想像してみる。2千bの雲の上を歩いていると思うと気が楽になる。

 長く感じる緩い斜面を登ると、見覚えのある山頂の標柱の頭が出ていた。12時、会津駒の山頂。気温は−8度程だが厳しい。直にシールのまま風下側へと下り出す。風が弱くなった付近、シラビソの下でシールを剥がす。源六郎沢をいつもの二俣まで滑る予定。視界が無いので、疎らな樹林を探してギルランデ気味に滑ったりしながら下降。雪は僅かにクラスト気味だが良い。今シーズンの最後のパウダーランかもしれない。ロングで行きたいが、ここは慎重にショートリズムでターンを刻む。

 1850b二俣まで来ると斜度も落ち、視界が効くようになる。雪は固いモナカで、谷中はそこそこの傾斜があっても板の走りは悪い。スピードを求めてラインを取るが、滑らん。谷が屈曲する辺りから真新しいデブリが出てくる。危機感70%。少し古い大きなデブリを推進と歩きで越す。右岸の急な斜面が登れそうだ、上のほうは疎林となっているし。

 12時35分、一息入れてからシールで登り出す。弱層なんて関係ない、息を潜めて静かに登るのみ。当初予定のポイントよりこちらのルートの方がいくらかショートカットできる。登るにつれて雪もよくなり傾斜も落ちる。後はもう下るだけなので腰を降ろしてお茶を飲みゆっくりする事に。条件が良ければ一日中滑りまくりたい所だが。時間もあるし下山したら温泉でゆっくりしよう。夏道も近いのでシールを剥がしてトラーバースで滑るが、固いモナカ雪に板が進まずに歩きが入る。登りのトレースに出合ってからようやく広い尾根の滑降が始まる。

 雪は相変わらずのモナカだが、傾斜があるので悪くは無い。立木に気を付けながら速度に乗る。基本のアルペンポジションがベスト。下るほどに雪は柔らかくなりカービングターンも楽しめ、言う事なし。林道に降りても快速で下れた。13時55分、登山口戻り。大殺山へはまた何時の日か
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