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 2006年 山歩きの記録
yamayama.s.
 11月24日 飯豊連峰 杁差岳 (1636b) 

大石山より鉾立峰

足の松尾根と足の松沢

ニ王子岳と足の松尾根

滝沢峰の奥に赤津山


小俣沢と地神山方向

 飯豊連峰の胎内尾根、尾根上には登山道の名残の踏み跡があると聞く。しかし、いざとなると主稜線の方に足が向いてしまい、訪ねる機会の無いまま先延ばしとなっていた。今回は時期的に遅い気もするが、中間ピークとなる滝沢峰往複の予定で出かけてみた。

 出発直前から、どうも尾根取り付きの吊橋の状態が気になってきた。今頃の時期の稜線歩きも面白そうだし、杁差岳あるいは門内岳往復と、第二のプランが現実的に思えてくる。胎内ヒュッテ前の駐車場に車を停め、支度をして歩き出す、6時

 時おり白い物が上空から落ちてくる、不安定な天候。吊橋に下ると思われる小道を下るが、入り口には立ち入り禁止の札が下がっていた。橋はニ本ある内の一本のワイヤーが切れていた。錆びたワイヤーを辿ってまで渡る気にもなれず、第二のプランに変更。足の松尾根の登山口を目指し、長めの車道歩きを開始。

 見上げる稜線方向は雲に隠れて見えない、尾根も上の方は白くなっている。40分程で登山口に着き、ブナ林の先の尾根末端に取り付く。濡れた落ち葉と木の根の絡む道は滑りやすく、登りのリズムも掴めない。それにしても足の松尾根とはネーミングもぴったり。

 姫子の松から先は小さなアップダウンが連続、積雪も僅かにあるので慎重に進行。滝見場付近からは雪道が続くようになり、徐々に積雪も増える。始めからカッパを着てるが、風が強くなってくると寒いくらい。このペースと天候では門内はどうか、無理の無いと思われる杁差岳往複が現実的。雪はモナカでズボリながら歩く、固い所はキックが決まらず効率は悪い。

 強風の吹き抜ける大石山着、9時30分。視界は100b位。雪はハードクラストして道形の上には新雪が10a程載っている。笹原の上を歩いてもズボらない程。鞍部へと下るが、靴のエッジが効かない箇所もあり注意しながら下降。鉾立峰への登りもアイゼン無しで登ったが、効率は良くなかった。ピークは風が強烈で、すぐにまた下降して杁差岳を目指す。

 靴を滑らせて新雪を蹴散らしながら快適に下降、下りは早い。登りは辛い。頑張ればスキーも楽しめるだろう。小さなネズミが慌てて逃げて行ったが、散歩でもしていたか。杁差岳山頂、10時30分。寒いので証拠写真だけ撮りすぐに小屋へと下る。風下でウイダーを飲む。準冬山装備なので手足の冷えが厳しい、間もなく早足で歩き出す
 稜線はラッセルも無く歩きやすかったので効率は良かった。大石山へと登り返していると天候は回復傾向となってきた。視界も広がり、カメラを出して写真を撮る。大石山、11時30分。稜線の道沿いには真新しい獣の足跡が目立つ。尾根を下ると、次第に雪も緩んできて歩きにくくなってきてスピードもダウン。場所によっては登りより手間取る所も多い。

 視界が広がり、山並みの展望を楽しみながらゆっくりと下る。天候は相変わらず晴れたり曇ったり雪が降ったりと不安定。登山口に着、13時50分。深い頼母木川の流れを眺めながら車道を歩き出発地点へと戻った、14時20分

 10年近く前の12月に同じコースを2日の日程で杁差岳を目指した事があった。荒天とあまりのラッセルに大石山手前の尾根上でビバーク、翌日も大雪で深い下りラッセル、ツボ足での深雪三昧は忘れられない。この辺でビバークしたな、なんて思い出しながら歩いてきました。

【データ】 標高差 1250b 移動距離 19` (だいたい)

ニっ峰

ニ王子岳と胎内尾根
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